2007年5月22日
5年ほど前に、キリム・バッグを譲って貰いました。
と言っても、トルコ土産として貰い、散々使い果たした状態で = いつ頃貰って、どの位使ったかは、不明。
私もよく使っているので、今はヨレヨレ状態です。
それでも頑丈そのもの!まだまだ使えます。
お天気を利用して、この子もお風呂に入れてやることにしました。

中性洗剤と柔軟仕上剤に、水。
仕上げに、洗濯糊(うちにはないので、アイロン用仕上材)と皮革用クリーム。

初めてお風呂に入りまぁっす。
付属部分が皮革製なので、ちょっとドキドキ。



その前に、気になるところをお手入れ。
ブンブン振り回していたので、ストラップの
付け根が解れていました。
同じ針穴を使って、縫い付けます。

かぶせ(蓋)に付いていたイニシャル入りの
ワッペンを外しました。
糸はきれいに外れたものの、しっかり糊付け
してありました・・・取れるかな?

糊を温めて柔らかくしてみます。
どう?



取れなかったので、目打ちでカリカリとこそげ取ってみます。
・・・やっぱりダメでした。(T.T)
外さない方が良かったかも・・・。


今回は、「絶対に洗う!」と決めていたので、
パッチテストなしです。
表面を掌で撫でるように、気になるところは、
指でこすり洗い。


汚れ?色落ち?

何度か濯いで、柔軟剤で仕上げ。

脱水機にかけて、、、
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濡れている状態で、凸凹しないように成形
します。
底部分にはスリットが多いので、入念に。

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広い部分には、アイロンを。
皮革部分には、当てないように注意。

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新聞紙をぎゅうぎゅうに詰め込むと、 2枚半も
入りました。
さらに成形。

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風通しの良いところに、干します。

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気になる糊跡は?
早く乾かないかなぁ・・・。




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表面が乾いたら新聞紙を抜いて、中まで
しっかり乾燥。
こんな模様で〜す。

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解れた糸を始末します。
細かいところは、お尻がギザギザになった針で
押し込みます。

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たくさん出たところは、かぎ針で。
スリットの隙間から、針を入れます。

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毛羽立ちは、ライターの炎であぶって、焼き
切ります。
焼け屑は、丁寧に払い落としましょう。
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糸が収まったら、薄めた洗濯糊をシュッ。
柔軟仕上材でふんわりさせて、洗濯糊でその
風合いを定着させます。
艶も出て、型くずれし難いです。
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最後のアイロンかけ。
パッチワーク用のチビアイロンは、こういう時に
役立ちます。

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皮革にはクリームを塗って、‘栄養補給’と
コーティングを。


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出来上がり!
残念ながら、蓋部分の糊は完全に
取れませんでしたが、全体的に
垢抜けた感じがします。
まだまだ活躍してもらいましょう。

背面を表にして見せると、迫力が
あります。
こっちの方が良いかな?