キリムの店*キリムアートアトリエ
【Kilim Art Atelier】 キリムと絨毯販売
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fc170 カイセリ・マンチェスター・絨毯

産地 カイセリ マンチェスター KAYSERI MANCHESTER
年代 1930年頃
大きさ 171〜173*114
価格 ご売約済み ありがとうございます


カイセリ絨毯の最高峰、マンチェスター。
復習になりますが、イギリスの絨毯商人がマンチェスターから素材であるコットンとウールを持ち込んで、欧米の顧客に向けて織らせたのが始まりです。
カイセリで4代続く絨毯屋で発見しました。
最初に訪問した時に、マンチェスターはある?と尋ねた所、「そこの壁に掛けてあるのがそうだよ! 」と教えてくれました。
思わず、裏と表面を念入りに確認しましたが、余り興味を示すと価格が上がるのが常ですから、その時は、「凄いですね。」と流し、2回目の訪問の際、マンチェスターは他にありますか?と尋ねました。
聞いた所では、地元の裕福な家庭が保管していたものを7〜8年前に3枚買い取ったそうで、その内、1枚は店内装飾に、もう2枚が在庫にあり、よく見比べてこれだけを頂いてきました。
もしもこれが売れた場合は、最後の一枚を買ってくるかもしれませんが、価格は同じなのに、品質も色合いもこちらの方が優れていました。
何がそんなに素晴らしいのかと言うと、まずは品質です。
ちょうど同じ時期に入荷したトルクメン絨毯がありますが、あの最高の品質と同等レベルでありながら、未使用に近いフルパイル。
更に、この上質なウールは使い込む事で輝きを放ちます。

恥ずかしながら、つい最近、その絨毯屋さんから教わったのですが、カイセリの絨毯はパイルの薄くなっている部分が一箇所でもあると、価格が70%も落ちるのだそうです。
もし、複数なら相当に安くなります。
しかし、このマンチェスターの場合、パイルはフルなのでむしろプレミアが欲しい位。
しかも、カイセリで織り始められた極初期のものであり、おそらくカイセリに現存しているものは、後2枚。
※個人がひっそりと所蔵しているものは除きます。
色彩は、正直、天然色なのかどうか定かではありません。
譲ってくれた方は、初期のマンチェスターは天然色で染められ、その後は、染色した糸が輸入される様になったので化学染料になったと言いますが、確証はありません。
その店内装飾に使われていたマンチェスター、何年間も壁に打ち付けたままで、窓からは日差しが入るのに、裏と表を見比べた時、全く同じ色彩だったので、これは天然色だと思いました。
だからと言って、これもそうだと断定は出来ませんが、初期の化学染料にありがちなきつい色合いは皆無です。

なお、この絨毯のデザインは、欧米で人気の高かったシルワンモデルが採用され、より細密化したクレイジーなボーダーが見られます。
また、この絨毯の経糸(房)とゲチキと呼ばれる抑え糸はコットンなので、洗剤に浸してフル洗浄すると裏面が白くなり過ぎるため、房や裏面は磨かずに仕上げられています。
もし使っていて気になる場合は、ご相談頂ければ、機会を見てトルコで洗ってきますが、今はその必要がありません。



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