黒雲に覆われながらも、生温い風が吹きながらも、土埃の臭いがしながらも、この当たりを“だけ”を避けて降らない。
“降る×降る詐欺”にあっていると思わずにいられない。
それでも、雨雲レーダー(予報)の精度を信じて、そろそろ?!!と感じて窓を閉め、ムッとした中で過ごす。
遠くで雷が鳴っているのか?、大きな車の地響きか?、鳴って→騒いで→姿を消してからでは面倒と、わんこ達を“避難所”に入れて一緒に作業開始。
安心しているのだろう、低くゴロゴロ鳴っている内は寝入っていたのに、バリバリドッカーンと鳴った途端、面白い様に飛び起きた。
宥めすかして座らせても、耳だけはピーンッ。
そんな感じで午後は過ぎたけど、雨は小降り。
フラグメントの四辺の処理を、応急処置程度≒費用を掛けない=乗客様なので抱き合わせ価格で受けた。
上下jの、片側は房は落ちているけど浸食はほぼなく、もう片側は擦り切れている。
左右の、片側は経糸がギターの弦状になっている部分がいくつか、もう片側は1.2m程欠けている。
先ずは、房止めから。
いくつかの方法を試し、緯糸はよく詰まっている割りに経糸の間隔はそれ程でもない(シャサワン)ので、経糸を1本ずつ拾う事にした。
経糸も緯糸も解れているので、老眼には“通す道”を見定めるのが辛い。
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