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M094 シルト・バッタニエ
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シルト県産のバッタニエと呼ばれる薄手のキリム。 主に遊牧生活を送っていた人達が使用していたものです。 バッタニエを直訳すると毛布に相当しますが、敷物や一部は壁面装飾としても使われていました。 実際、2×3mかそれ以上の巨大なバッタニエを、地元まで行くと目にする事ができます。 お勧めのポイントは、元々柔らかいバッタニエがもう一段ソフトな肌触りである事。 何が違うのか他と並べて比較した所、より細い緯糸で密に織られ、それが経年によりこなれているのだと分かりました。 起毛は擦れて薄くなっていますが、破損は無く、上下の房もオリジナルです。 古いもの程使われた期間も長く、薄く出来ている事から、破損している可能性が高くなりますので、無傷のものは貴重。 もし欠点を挙げるとすれば、綺麗な四角い形でない事。 元々真四角に出来ていない事と使用によるもの、双方が影響していると思います。 ストレッチで整形する事も出来ましたが、この手の薄いキリムは強く引っ張ると破損するため、一時的な補正しか出来ず、使用している内に元に戻ります。 (バッタニエは、幅を持たせた間隔で張った細い経糸と腰が強い緯糸を使って織り、最後に起毛させているため、織りの密度が低くなり、変形し易いです。) セールス目的で一時的な補正するよりも安く提供する事に注力しました。 勿論、自宅で洗ってその経費も節減していますので、肌触りの良さを生かせるソファーのカバー等として気兼ねなくご利用下さい。 汚れても、簡単に洗えます。 なお、色のコントラストが強いので、画像はどちらかに偏りがちです。 中間どころを意識してご覧下さい。 |
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