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M276 ハッキャリ |
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ハッキャリ地方で織られた衣装袋のメインパネル。 そのスマックのデザインと装飾性等から、ヘルキと呼ばれるハッキャリの主要部族の末裔のものでしょう。 この衣装袋、マフラッシュは使用するどころか切り分ける事もなく、2組のマフラッシュがペアで繋がったままの状態でありました。 想像し難いと思いますが、縦方向に2組のマフラッシュ繋がったままの状態です。 この画像にある大きいメインパネル、これが2枚続けて織られ、その次にサイドパネル2枚分が並ぶ形で、トータルで5mを超える長さがありました。 お勧めの点としては、スマックが精巧に織られている事。 個々の模様のエッジ部分がクッキリ現れている事から、緻密な様子が見て取れます。 表面は、まるで鏡面のように艶々、スベスベで、見て触れて楽しめます。 何より、これは水平機にありがちな変形がとても少なく、真ん中のキリムも残す事でできましたので、程良い大きさになり、敷物から飾りにまで応用できます。 スマックとしては普通かやや薄い程度、強靭なスマックですから敷物にしても壊れるようなものではありません。 未使用という事もあって、元々の色彩がとても強い色合いだったため、太陽光に当てるように依頼したところ、出来上がったのがこの色合い。 強い太陽光で天然色ですら退色してしまう中、特徴的なピンク系の赤色は大きくは変化しませんでした。 この色彩はアナトリア各地、ハッキャリ地方のワン等にも多く見られるもので、天然系の色素が使われている可能性強いもの。 裏面はやや色が濃いので、黄色や緑といった元の色合いが感じ取れます。 使われていなくても年数があるのでスマックはこなれており、ソファーに掛けるといった用途にも使えます。 |
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