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ca346 ヤムット・チュアル |
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| 袋の状態を留めたヤムット族のチュアル。 いわゆるトルクメン絨毯の中でも特に仕事の良いアスマルク(嫁入り道具として御輿を飾るもの)と同じ仲間です。 買い付けた時は、下側の白いキリムを折り返して袋のままでしたが、既にオリジナルの縫合糸は無く、後付けの縫合糸も解れていた為、取り除いてこのようになりました。 掲載画像は、出来るだけ実際の色合いに近くなるよう、明るくなり過ぎないように撮影し、以前より明暗度は改善されていますが、それでも若干、実物より明るく映し出され、下側の白いキリムは真っ白に写っていますが、古いウールの淡い生成り色です。 ただ、そのキリム部に価値はありませんから、殆どの場合、切り離して販売されています。 その切り離されたものの場合、絨毯部分にも何かしらダメージやトラブルが隠れているのが常であり、もしこれを取り除いてご紹介した場合、キリム部分に過酷なダメージがあったとの憶測を生みます。 元々の状態が良い証拠の為だけに残していますが、敷物として使う場合は邪魔なので、切り離す方を勧めます。 絨毯側とキリム側の房止めは無料で行います。 もし、飾りにする場合は、このキリムを使って吊るす方法も有りますが、折り返し部分のキリムの解れや小さな擦り傷の修理は行いません。 直そうとすれば傷口が広がって余計に見栄えが悪くなり、そうかと言って、本格的な修理を行うには値しないからです。 (※多少の補強のみ可能です。) また、袋状に戻そうとすると、絨毯の横幅がキリムよりも少し広いので、絨毯側の左右の端を巻き込むようになるので、それも不可能。 裏面の画像から推察できるように、みっちりパイルが詰まっているので、織り上がった時から袋にするのが難しかったのでしょう、薄手のコットン布で継ぎ足しした上で縫合されており、初めから負荷のかかる使い方をするつもりは無かったようです。 また、そのパイルですが、他のヤムットのチュアルと比べて気持ち長めに感じ、擦り減った感じは全くありません。 何か特別な用途があり、濃密にパイルを詰め込んだと思われ、その意図が絨毯下部の小さな模様に隠されているとすれば、恐らく、女性と男性を示すサインを自分だけが分かるようにしたものです。 そして、その重厚なパイルがあるせいで、この小さなサイズの絨毯と思っていると想定以上の重さがあり、同時に耐久性がある事の裏付け。 最後の2枚の画像が裏面、パイルの過密具合と共にインディゴ由来の青や緑も見られますが、表面では太陽光に焼かれて茶色に変わっています。 紫外線の少ない室内で使うキリムや絨毯と違い、太陽光の降り注ぐ環境に長らく置かれていた為だと思います。 半面、ヤムットによくある虫食いが何故かこれには無い見事なフルパイル。 小さな絨毯ですが、見所満載です。 |
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