キリムの店*キリムアートアトリエ
【Kilim Art Atelier】 キリムと絨毯販売
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ca319 シャワック・ヤストック

産地 シャワック SAVAK YASTIC
年代 1945年頃
大きさ 90*57cm
価格 ご売約済み ありがとうございます


シャワックのヤストック絨毯。
これに描かれているのは、シャワックの紋章、彼らを象徴するデザインであり、いわばシャワックそのもの。
どの絨毯にでも使えるのではなく、一部に限定され、一般的にはドラゴン模様が多くなります。
そして、この紋章が入っている古い物は、いずれも優れた品質と毛並みを誇ります。

理由は定かでありませんが、シャワック族の中でも特に優れた技術を持つ集団で、トルクメンのテッケのように存在なのかもしれません。
そう言うのには、少しだけ理由があります。
トルコで高品質な絨毯・キリムと言えば、トルクメン系かアルメニア系に起源があり、マラティアは地理的にもアルメニアです。
ですが、この六角形の紋章はいかにもトルクメン譲り。

シャワックの織り物に関する研究論文には、彼らは中央アジアから移住して来た人達であると書かれている事から、その祖先はトルクメン系でほぼ間違いなと思われます。
また、トルクメン系の人達は、アナトリアに移住する際にクルド人、アルメニア人、ギリシャ人等の先住民族の要る場所を避けたため、農耕に不向きな痩せた土地、遊牧を生業とする外に、生きる術がありませんでした。
過酷な冬を乗り切ると、雪解けを待って点々と放牧地に向かい、そこで自然と共に生きる術を取得し、同時に、絨毯等の織り物の技術も、小さな部族集団だからこそ、継承が可能だったと推察出来ます。

アンティークのものは高価、かつ、今ではもう見つかりませんから、今後ともご紹介する事は無いと思いますが、オールドですら限りなく最上級の物はもう見つかりません。
裏面の画像の通り、パイル目の並びは部族絨毯だと言うのに、工房もののマンチェスターに勝るとも劣りません。

裏面の画像に見える緑は藍染によるもの、オレンジについても茜の触媒を変えた物であり、天然色です。
ただ、パイル青色だけ化繊もしくは化繊ミックスです。
藍染の濃紺を染める事が出来る技術がありながら、何かのおまじないのように少量が使われています。

あと、最後の画像の様に、使用していて弱ってきた所を制作者の家庭で補修してあり、これはそのままに残しています。
取り除けばその周囲一帯を修理しなければならず、更に高価になる割に、その効果がとても低い為です。




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