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ca271 マシュハド・カーペット |
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最上級のペルシア絨毯、素晴らしいパイル状態を誇るマシュハド。 元の絨毯が大きいのが幸いして、カットしても、少し手狭なリビングサイズ相当の大きさがあります。 現状は、ダメージのある部位を避けてカットし、横にはイランの職人に頼んでかがりを入れ、上と下にはイラン式の房止めを施してあります。 修理込みで依頼しましたので、イランで細部の破損箇所も見てくれています。 幸い、これはボーダーに破損が少なかったので、美しいボーダーが完璧な形で残っています。 また、これの掲載画像は、少し太陽光が弱かったので暗めの画像になっています。 その分、実物に近いと言う利点もあるので、他の参考にもなると思います。 やはり目につくのは、緑色。 何種類かある緑色のうち、多く使われている少し薄めの緑は表面が少し退色しています。 パイルの中を見ない限り、気が付きません。 これは元々が黄色を含む色素であり、紫外線に弱い黄色が抜けた所為と思われ、アンティークにはよくある事です。 その緑にも濃淡があり、見るにつけその美しさに心奪われます。 更に、もう一つ、とても強い緑色が見て取れると思います。 これの掲載画像では黒に見えます。 部族系絨毯と違い、付加価値を競うこれらに黒色をコントラストとして使う事はせず、こうした黒い程の緑や青色を置く事で代えています。 職人気質と言うのが相応しいのか分かりませんが、凄い色目の数。 このデザインを考案して、織り進めるまでの準備だけでどれ程の時間を要した事でしょう。 |
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