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ci183 フェティエ |
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品質・デザイン性に優れた最上位のフェティエ。 カイセリのコレクターの店で買い付けた物だったと思います。 フェティエはキリムの一大産地、半端無い数量のキリムが産出されていたのでしょう、どの店に行ってもフェティエの在庫が山のように積まれていました。 今はもう制作されていないオールドなのに、こんなに大量消費していたら直ぐに無くなると思っていても、膨大な分量があったのでしょう、20年近くは続いていました。 そのフェティエの半数以上を占めるのが縞模様キリム、残りがジジム、そして大きなキリム等です。 それだけ沢山あるなら直ぐにでも目ぼしいものが見つかるような気がします。 田舎からイスタンブル向けに送り付けられてきたフェティエの山、100枚程度を開封するというのでワクワクしながら眺めていても、欲しいものは一枚も見つかりません。 そう、田舎で見つかった時点で既にキリムは選別されていたのです。 普段見かけるフェティエですら、選りすぐりの品物なのだと思い知りました。 それから数年後、カイセリを訪問すると、コレクター兼業のキリム屋がこれを持っていました。 彼は自分が欲しいものだけを厳選するタイプな上に目利きですから、トルコ中から選りすぐって、縞模様キリムですら何かしら特別センスを感じさせるものを持っています。 そんな彼が自慢の品として持っていたフェティエが、これです。 一目見て、何処か雰囲気が違うと感じます。 フェティエは遊牧民のキリムですから、派手目の色彩が好まれ、普通はもっと強い色彩になりがち。 それがどうでしょう、これは元々が色調のバランスが取れていたので、過度に退色させなくてもやや濃い目の色彩で、上手くまとまっていると感じます。 その原因の一つと考えられるのが、紫色の使い方。 キリムのベースにはやや紫味のある赤色で、部位によっては鮮烈な赤味の感じられる色彩を意図的に配合しています。 何処までが天然色なのか定かでありませんが、一向に退色する気配のない赤色は天然色なのでしょう。 ボーダー等の縁取りに使われた暗い紫色は、他の色合いを引き立てる効果があり、また、自身にも色むらを施す事で、単なる引き立て役ではなく自らも美しさを表現。 黄緑色については天然色かどうか断定できませんが、それらしい色むらの現れた良い色合いです。 素晴らしいのは色合いに留まらず、部分毎に見られる細工も中々の拘り様で、これら一つ一つの仕事がバランス良く調合して出来ているのが、この作品。 経糸からも見て取れるように良質なウールを選別して使われているので、嫁入り道具の一つとしてお祈り用にも使えるように考えられたものなのかもしれません。 一回り大きめのサイズは、ずっしりした重量と強度があって敷物には最適。 壁飾りにするなら、それなりの強度のある壁が必要です。 |
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