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ci67 コンヤ |
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このジジムは、一体どのような用途だったのでしょう? 十分に古いにも係わらず極めて使用感のない様子で、例え壁飾り等の用途であったとしても、退色が進むくらいまでは飾られていません。 今の私たちから見ればまだ十分に強いこの色合いも、当時の使われていないキリム、元々の色合いはさらに強い色合いであったと推察されます。 ともあれ、綺麗な赤色とのコントラストが映えるので、無理に退色させていません。 升目に仕切られたフィールドに描かれた羊の角は、時として、草木の芽生えた様子に例えて、豊穣のサインとも生命の木とも言われます。 ただ、どの模様であるか確定しても、その意味合いは様々です。 例えば羊の角であったとすると、それには「豊かさ」を願う気持ちに加え、若い女性らしい異性を意識する気持ちが含まれていると考えられ、同じ模様を繰り返し織り込むのは、強い願掛けの意識の現れでしょう。 ジジムの表面にはうっすらと艶があり、薄手ですが極薄ではなく、しっかり織り込まれていると感じます。 飾りとする際は、画像の通りでなく、お好み次第で、上下反対向きに飾って頂いても構いません。 実際の所、アナトリアの田舎では、決まって上下逆さに飾られていますし、そうすれば、艶々とした編み込みの房も伸びて綺麗です。 |
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