キリムの店*キリムアートアトリエ |
HOME | | | お取り引き について |
| | 配送方法 と送料 |
| | お支払い について |
| | Q&A | | | オーダー フォーム |
| | お知らせ | | | サイト マップ |
ci112 アダナ |
|
綺麗な花柄のアダナジジム。 畑一面に花が咲いた状況をイメージしていたのでしょうか、きちんと区画整理されたフィールドに様々な色合いの花々。 もっとも、花そのものを愛でるのではなく、その後に訪れる収穫を願ってのこと。 この花柄もきっと、ベレケットや狼の口が進化・変形したものと思われます。 そのデザインは、白い花模様でフィールドに大きく×と◇を描く事で、四つの小メダリオンが生まれ、花壇の様に整理された面持ちになっています。 無論、ダイヤ形のメダリオン模様は魔除けの目を意味し、豊穣を願うと共に邪悪な物を寄せ付けまいとするアナトリア伝統の業。 ただ、これはその模様が花柄で描かれているので、余計チャーミングに感じます。 左右のボーダーには生命の木があって、本当に生命観の溢れるジジムです。 上下のボーダー模様、そして、下端に付けられた飾りの房は、シワスのジジムの雰囲気を持ち合わせていますが、このタイプのコットン地のジジムは基本、アダナと呼ばれます。 なお、このコットンベースも着色された色合い、多少の染めムラ、退色のムラはこの手のジジムには付きものの特性です。 詳細な画像を見て頂ければ、触媒の違いによる物でしょう、二種類の赤色が見て取れます。 元々、密なコットン地にしっかりとジジムが織り込まれているので、敷物に出来るくらいの強度があり、最後の画像の様に横方向から見ても支障の無いデザインです。 また、このようなコットンの房の場合、販売に向けて、最初から編み込みを解いて、短くカットして房止めされてしまいます。 しかし、チュアル等ではなく、オリジナルのジジムである事を確認頂くため、現状にて残してあります。 (破損してから、房止めするのが良いと思います。) |
戻る |
当サイトの写真・文章・他、すべての情報の無断複製・転用をお断りします。 Copyright © 2012 Kilim Art Atelier. All Rights Reserved. |
5853 |