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ci155 オブルク |
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オブルク辺りで織られた白ジジム。 デザインそのものは典型的なオブルクを代表するパターン、フィールドを十字に仕切り四つの窓を設けるものですが、一際目に付いたので買い取りました。 その理由は、彩り鮮やかな色合い。 普段、この白ジジムでは隙間を広めに取り、白い背面と黒いジジムの縁取り線が強く感じられ、余り彩りを感じる事が少ないのがオブルクの特徴。 この色味の少ない点を上手く利用すれば、調度品との違和感が起こり難く、渋いインテリアとして重宝されるのですが、やはり、取っ掛かりとしては見た目、第一印象も大事。 その点これは、見るからに華やかな色彩が目に留まり、ジジムも密な感じがします。 ただ実際には、このオブルクは他の模様の少ないタイプと比べ、ベースの糸やジジム共に微妙に太めの糸で織られているので、自然と模様との隙間が狭くなり、少し離れると細かなデザイン描写に感じられるのです。 そのせいもあり、このタイプのジジムは敷物とするのにかなり気を使いますが、こちらはほんの少し厚みがあるので、敷くのにも少し気が楽です。 年代的にこの製作時期に遊牧生活を送る人達は居ませんが、華やかな色彩、一様な模様というよりか少し織り手の愛嬌が感じられる所等、多分、その末裔の家族によるものと思われます。 使われた様子が全く感じられず、白地も綺麗なままのキュートなジジムです。 |
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