キリムの店*キリムアートアトリエ
【Kilim Art Atelier】 キリムと絨毯販売
こだわりのキリムで作ったバッグや
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fc229 マラティア・キリム

産地 マラティア MALATYA
年代 1930年頃
大きさ 138x¥*117〜121cm
価格 80,000円


カイセリで見つけたチュアル。
一目見てマラティアだと思いましたが、よく見ると、少し違うような気もします。
カイセリ県の北西に位置するヨズガットの雰囲気もあります。
しかし、ヨズガットはもう少し華やかです。
茜の赤と青と青緑がメインの色調で縞模様にはブラウンでシックな装い、白色がコットンで織られている事等
から、広い意味合いでのマラティアが有力。

また、縞模様キリムには、ご覧の様な縦方向の色むらがあります。
おそらく、袋に綴じた時に凹が出来て、長い年月、太陽光に晒されなかったためです。
参考までに、買い取った時の画像も掲載しています。
袋のままならまだしも、キリムとして販売するには、キリムはフラットにしておかなければ敷物に使えませんから、ストレッチを掛けてこの様になりました。

この色むら自体はマイナス面ですが、その経緯を考え合わせればごく自然な成り行きであり、また、オリジナルの色なので、そう大きくマイナス評価する必要はないと考えます。
ですが、価格面ではそれも十分に考慮してあります。
もし、どうしてもこの色むらが看過できない方は、このチュアルを折りたたんでマスキングの上、夏場に太陽光に当てる事で平均化できます。
そして、最後に全体を少し退色すれば殆ど分からなくなると思いますが、あくまでオリジナルの色合いであり、袋物として使った名残りですから、これは許容して良い様に思います。

スマックのデザインは、白いドラゴンとサソリ模様等を組み合わせた、割とよく見かけるタイプ。
これ自体が特に珍しい訳ではないものの、破損が無いのが嬉しい。
また、このスマックは右側が大きく上側はやや踊るような恰好で、フラットなキリムにすると不均等ですが、チュアルのままだとこれが案外、見栄えがします。
意図したものかどうか定かでありませんが、しばしばこういう変異が見られます。




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