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fc234 マラティア・キリム |
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かれこれ10年位前にウルギュップで手に入れました。 オーナーはカイセリ在住で、トルコの一大観光地に店舗や倉庫があり、代々観光客に向けた商いをしてきました。 もう付き合いのない彼ですが、先代より受け継いだコレクションの数々と見識が一際優れており、目利き度ではトルコ随一のものがあります。 その彼が保有していただけあって、当時既に市場から消えてしまったスマックチュアルがまだここには眠っていました。 勿論、普段、店頭に置いてある物は観光客向けの品物が殆ど、私の訪問に合わせて彼が倉庫の中から目ぼしい物を引っ張り出した山の中にありました。 商談の後、一緒に倉庫に残りのキリムを返納した際、彼が隠してあるキリム等を見せて貰い、なぜこの手のキリムがまだ見つかるのかが分かりました。 さてこのチュアル、一般にマラティアと言われますが、ガジアンテップの可能性も五分五分。 品物・品質が良いからです。 ですが、色合い的にはほぼマラティアであり、ガジアンテップからマラティアに移り住んだファミリーが制作したのかもしれません。 このスマックの技法はキリムの上を覆うように織られ、全体が浮かび上がったような形状になります。 この手法は、マラティアの他にカーズマンでもよく似た物が見られます。 色合い的には、赤色と紺色をベースとして、スマックにはやや褐色がかった赤色。 また、画像ではでは黒く見えるスマックの背面色は、深い緑色です。 この辺り、藍染の技術をフルに活用し、青色から深緑までを染め上げており、この緑色に深緑を使う習慣はマラティアには馴染みが無く、彼らは、深い濃紺色を得意としています。 同様に、マラティアのアンティークチュアルが得意としている銀糸が無い事も、マラティアではない可能性に繋がります。 それも、このキリムの由来を考えれば当然の事、品質に優れたガジアンテップ由来ならではの事と言えます。 また、縞模様キリムの赤色がやや退色しているのは、太陽光の所為。 買い付けた際は、現在の様な色むらの見られない濃い赤色でした。 しかし、スマックの白色の一部に赤系統の色染みが見られたので、短期間、太陽に当てて取り除きました。 この辺り、薬品を使えば簡単ですが、このキリムが将来的にその薬品によってダメージを被るのは避けようと考えました。 つまり、当分の間は在庫として保管しておく事を想定し、将来的にも自信をもって送り出す事が出来ます。 上と下の部分はオリジナルの三つ編みそのままです。 |
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