キリムの店*キリムアートアトリエ |
HOME | | | お取り引き について |
| | 配送方法 と送料 |
| | お支払い について |
| | Q&A | | | オーダー フォーム |
| | お知らせ | | | サイト マップ |
fc35 コンヤ・オブルク・キリム |
産地 | オブルク KONYA OBRUK KILIM |
年代 | 1915年頃 |
大きさ | 173*118cm |
価格 | 220,000円 |
このオブルクの魅力は、まず、中央に鎮座した大きなミフラブ模様です。 祈祷用のキリムであれば、やはりミフラブは小さいものよりか、大きく構えている方がいろいろな意味で分かり易く見た目の迫力もあります。 デザインは、お祈りするという本来の目的を達成する為に最低限のシンプルなものか、そうでないなら、装飾的でかつ威厳のあるデザインが好ましい所。 その点、このミフラブ内には、連続するベレケット模様を生命の木に見たてた華麗な装飾が、賑やかすぎない程度にオブルクの格式的なデザインと良く馴染んでいます。 勿論、正統派のオブルクですから、ミフラブ下部には波模様、上端にはアンテナを張ったような生命の木/羊の角模様がきっちりと入っています。 次に、使われた色合い一つずつの良さが挙げられます。 ミフラブはやはり赤が一番人気。 その背面には定番の緑、画像での再現では識別できにくいですが、この緑は年代の若い物を退色させたのとは違う深みのある緑色で、葉から直接染め上げた色です。 加えて美しいのがインディゴで染めた深い青色のボーダー部分。 所々、容易に識別できる薄めの緑色の他に、青緑色が違和感なく色むらとして使用されています。 それから、やはり定番ですが、フィールドの境目に入った必要以上に過密に織りこまれた櫛模様は、これがオブルクであることを再認識させてくれます。 最後になりますが、実は一番の自慢でもある、極薄に織られた超高品質であることです。 それも、ただ薄いだけでなく、オブルクらしい細くても強い腰のある糸を使った高密度な薄さです。 また、左右の端に使われた薄い赤色のボーダーは、上下ともに細いラインで現存し、オリジナルのボーダーが浸食されていない事を教えてくれます。 |
戻る |
当サイトの写真・文章・他、すべての情報の無断複製・転用をお断りします。 Copyright © 2009 Kilim Art Atelier. All Rights Reserved. |
22 |