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fc212 バクティアリ・絨毯 |
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バクティアリの大判絨毯。 イスタンブルから届いたものを開封、一日、日干しして埃を払った後、直ぐに撮影したのがこの画像です。 完全に曇天の中で撮影した為、通常の撮影画像より暗めに写っています。 まず、サイズについて、横幅は下端が209pで中間が210cmなのに上の端が214pと広くなっています。 長さについては、画像で見られる通り、左側が長く出来ています。 実は、このサイズの差異を少なくするため、イスタンブルに送ってストレッチするつもりでしたが、皆が反対したので何もせず、洗い上がりをそのままで日本に送る事になりました。 結果的に、この状態が織られた当時の状態に限りなく近く、機械的な負荷を掛けていないため、末永く使い頂くには安心材料です。 また、洗っただけでこの形に復元するのですから、日本で洗ったとしてもトラブルは起きる可能性は極めて低いでしょう。 絨毯の織り始め(下端)はコットンのキリムが残っていますが、上端の終わりは焦げ茶色のパイルが一列、残っているだけでした。 そのコットン糸の房が先細になっている事から、しばらくこの状態で使われていたのだと思います。 また、絨毯の耳は、オリジナルの古い糸の巻きかがりが残っている部分もある一方で、部分的に補修してあります。 かがり糸にはパイルと同じ糸を使うので、強靭な絨毯の本体に比べ、強度が不足する事から、60年程度のバクティアリでも総入れ替えする事は珍しくなく、致し方ないと思います。 それで、どの位の期間、使われていたのかが気になり、普段よく観察する方法で調べてみました。 もし、頻繁に使われていた絨毯であれば、ボーダーのパイルが長めに、中央付近が短くなります。 手で絨毯を開いて見比べましたが、それと分かる違いは見つかりませんでした。 定規を当てて厳密に比較すれば、どうでしょう、最大で0.5mm程度の差異はあるかもしれません。 この大きな絨毯、仕舞って置くとしても場所に困る筈ですし、どうやって保管されていたのか不思議です。 下手に保管すると虫食いが発生し、これだけ大きな絨毯ですから、収納するより敷いていた方が楽なので、客間のような所に敷いていたのかもしれません。 さて、肝心の商品が届く前と実際に念入りに見た後の感想では、思っていたより使われていた期間が長いのは予想外でしたが、色合いが良く、最初に見た時より評価が高いと感じました。 この絨毯の半分より上で、色むらがハッキリと現れてきます。 これだけ大きな絨毯で、パイルも長めにカットしますから、大量の色糸が必要になります。 それを天然色で準備するので、同じ染料を同じ分量入れても色合いが違うのは当然。 その事を逆手に取ったのか、後半部分手で色むらがムラムラ出てきて、「これ見てよ」と織り手が誘っているかの様。 加えて、年代の確認に使う緑色は、パイル面では分かりませんが、裏から見ると濃淡まで識別でき、濃厚な緑もあれば、糸を結束していた所為で、黄色がそのままに残るところ等、正に天然色の醍醐味。 表面で白く見える部分も実はハッキリした生成り色だと、裏を見ると分かります。 とてもたくさんの色彩が使われているのに嫌味は無く、むしろ好ましい位で悪いところがありません。 その上に、パイルは全てオリジナルのままなのですから、信じられません。 今はまだ使用期間が短いので、パイル表面の輝きはそれ程ではありませんが、使い込んでパイルの毛羽が取れていくと艶々に輝いてくるのが、これらバクティアリ絨毯の魅力。 キリム・絨毯好きにとって、生涯の宝として自慢できるでしょう。 |
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