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fc236 カイセリ・マンチェスター・絨毯 |
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カイセリに滞在中、"King of Manchester"が売りに出ていると友人から誘われて、入札に参加しました。 地元の業者相手なら競り勝てる見込みがあると踏んでいたものの、マンチェスターの地元だけあり、目利きの人が価格をせ競上げてしまい、落札できませんでした。 しかし、私よりこのマンチェスターに惚れ込んでいた友人、この業界でも顔の効く彼が「日本からきている友人に譲って欲しい」と話を持ち掛け、譲ってくれる事になりました。 ですが、高価すぎて落札できなかったものに落差者の利益を上乗せされると、原価は更に高くなり、「譲ってあげる」と言われても、欲しくはないのでやんわりと断りしました。 敏感にそれを察知した友人は、「(転売で稼ごうとしているのではなく)これでお金を儲けて欲しい」と説明してくれます。 落札したオーナーも、自分の顧客には「1万ドル以下では売らない」と豪語します。 でも、そうならば「なぜ転売するの?損じゃない?」という疑問も。 彼自身もそう思ったのか寡黙になり、「買わなくても良い」という雰囲気は感じました。 高価な理由を整理します。 @ほぼ未使用品 カイセリ絨毯の本場では、未使用に近い作品とそれ以外の価格差が著しい。 A初期に制作されたオリジナルのマンチェスターに分類され、高い品質と希少性を誇る上、現地在庫が末期にあり、今後とも入手が困難、若しくは、更なる高値が予想される。 B一回り大きなリビングサイズで、カイセリ地方に由来する百万本の花模様。 などが挙げられますが、マンチェスターに詳しい友人曰く、裏面を見れば一目瞭然、これが品質の証明書だと。 最終的に、ここまで粘っても価格が落ちないという事は、本当にベストな価格なのでしょう。 イスタンブルではカイセリ価格の2倍近くになりますから、底値近くで買えたならば上出来、肝心の絨毯は目利きが太鼓判を押すくらいの高品質。 欲しいと思う気持ちが無い訳でもなく、日本での評価も確かめたいので、買い取りました。 その直後、この絨毯に見合うトルコで一番のクリーニング屋に洗って貰いましたので、とても綺麗な状態に仕上がっています。 天然色について マンチェスターの工房が独自に染めた物であり、私達が知るトルコ伝統の草木染とは色味が違うので戸惑うところですが、初期のマンチェスターは天然色で彩られ、化学染料はあり得ないと言うのが地元の定説。 確かに、大切な商品に保証の無い化学染料を使うとは考え難いです。 撮影していて気が付いたのは、アンティークの絨毯の見本があって、そのデザインと色合いをマンチェスターの工房が再現したのだと思います。 色の組み合わせが、昔の天然色と非常に良く似ているからです。 勿論、宗教的な要素は排除して、マンチェスター独自の物にアレンジしています。 他のマンチェスターは色もデザインもやや自己主張が強い中、このフィールド色とデザインが控え目なのは、リビングで使う際に主張し過ぎないようにと考えたのだと思います。 使用感が無く、パイルの目がぎっしり詰まっているので、とても強固な絨毯です。 使っていればいつか解れて柔らかくなりますが、当分はこの屈強な状態が続くと思います。 マンチェスター絨毯、特に初期のものは良質なウールが選ばれており、使うにつれ、ウールが艶々と輝いてきますから、生涯にわたってその醍醐味を味わえるでしょう。 マンチェスターから持ち込まれた経糸のコットンは、トルコ産のコットンの房とは肌触りが違い、しなやかなのに腰のある不思議な感覚。 この貴重な房は、オリジナルのまま、何も手を付けていません。 画像上、ほのかに折れ線が残っていましたが、撮影後に軽いストレッチを掛けたので今は復元しています。 準備を万端に整えて、いつでもご利用頂ける状態にしています。 |
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