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fc67 マナストゥル・キリム |
産地 | マナストゥル MANASTIR KILIM |
年代 | 1905年頃 |
大きさ | 183*119cm |
価格 | 190,000円 |
このマナストゥルを手にして一番驚いたのが、その薄さ。 今までに古いマナストゥルを多く手にしてきましたが、どれとも比較にならないほど別格の薄さで、よくぞ破れずに現存してくれたと感心し切り。 画像情報のみでその薄さを感じ取って頂くのは難しいかもしれませんが、ボーダーの鳥の羽のギザギサがとても鋭角に描き出されている事から、その薄さは幾分感じ取れるのではないでしょうか。 織り物には最適と言われるバルカンシープ/ピロットウールは、糸が細くても繊維が強く、このような薄手のキリムが真骨頂、その肌触りの良さは言うに及ばず。 次いで、その魅力は濃厚色。 やはりアンティーク、それも濃厚色がセールスポイントのマナストゥルですから、この強い色合いがなければ真実とは言えません。 三原色である赤、青、黄色はとても発色の良い色に染められ、やや退色気味のものもありますが、二番染めの色等を巧みに組み合わせ、どれも同じ時代の天然色なので実にまとまりが良く、化学染料の様に一部が濃く一部が薄いという事がありません。 この濃厚色とその緻密・精巧な仕事ぶりから推察される年代は軽く100年を越え、110年ほどもあるものです。 ただ、元々発色の良いマナストゥルという事もあり、若干差し引いて考えなければなりません。 余りに薄いキリムですから、できるだけ負荷の少ない場所でのご使用が向いています。 |
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