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fc141 ハッキャリ・キリム |
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ハッキャリキリムの中では“”Gulgever” ギュルゲベールに分類されるキリム。 野生の薔薇とも訳されるこのキリム、普通に見ただけでは何処か薔薇なの?と首を傾げられても不思議ではありません。 これらの呼称は、デザインからイメージされた伝承の類の一つであり、そのまま私達が考える薔薇を当てはめる事が余り適当ではないからです。 より興味のある方は書籍『HAKKARI KILIMLERI』をご覧下さい。 色彩面では、赤と青を基調とした豪華な色彩、無染色の白はほんの僅かしかなく、それもコントラストとして用いられるのみで、徹底した彩色が施され、ボーダーもフィールド共に圧巻の装飾。 この内、フィールドを埋める様々な模様、ドラゴンも含め、ほとんど全てが薔薇に例えられています。 ※この地方に咲く薔薇は背が低く、地表近くに群がって咲く薔薇です。 屋外撮影の為、画像ではコントラストがはっきりして見えますが、背面に藍色が使われ、赤もコチニール系の暗めの赤なので、本来、やや暗い色調です。 自宅の照明の下では暗めの色彩に感じられると思います。 明るい光のお陰で藍の色むら加減が綺麗に映し出されていますし、画像だけでは判別できない随所に見られる色むらは絶妙で、離れて見るより、近くで見た方が美しいと感じます。 これも広くジリキと呼ばれるタイプの一つであり、丈夫な経糸の上にこれまた強い緯糸を詰めて織り上げている分、気持ち薄手位の織り地ながら応分の強度があります。 |
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