キリムの店*キリムアートアトリエ
【Kilim Art Atelier】 キリムと絨毯販売
こだわりのキリムで作ったバッグや
クッションカバーも取り扱っています。
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he34 バルーチ・ヘイベ

産地 バルーチ BALOCH HEYBE
年代 1920年
大きさ 146*71〜73cm
価格 ご売約済み ありがとうございます


色彩・図柄共に美しいバルーチのヘイベ。
彼らの得意とするスザニと呼ばれる技法で織られた反復模様は非常に精巧で、その上に天然色で彩られているのですから、美しく無い訳がありません。
年代物ならではの織りの緻密さが、より美しさを際立たせているのだと思います。
これと比べれば、一般的なキリムのボーダーに見られる単調なモチーフの繰り返し等足元にも及ばないように思えてきます。
大振りなヘイベという事も手伝って、実際にご覧になられるとよりリアル、ずっと見続けていても飽きる事なく惹き付けてくれる魅力を感じます。
袋の上と下で白の色味が違うのは、汚れではなく上の方はコットンが使われているため、裏面も白い部分はコットンです。

これは田舎で見つかったままの状態、一切の修理をしていません。
ヘイベの外周には保護の為のカバーが付いていますが、四隅はキリム本体にも少しダメージがあるのと、裏面には小さな解れがあります。
利用方法としては、まず、ヘイベとしての造形美を尊重される場合は、このままで鑑賞用。
次に、裏面のワイドな縞々がこれまた美しいので、いっその事、ヘイベを開いて一枚の長いキリムとして鑑賞する方法。保護の為のカバーは廃棄。
単純計算で146cmの倍近くの幅のあるキリムが出来上がり、壁から吊るして少し床に垂れる位で良い感じ。
背面の皺は、キリムにする事でフラットになります。
イメージとしては、背面の縞々キリムの画像の上下にこのスザニが来ます。
最後に、各パーツをパラパラにして小さな4枚のキリムにする方法があります。
この場合、底辺のスザニのダメージ部分は修理が難しいので切り落とさなくてはならない上に、キリムの修理が必要になるのでコストが掛かります。
最終的に、切り離すのは忍びなく、現状渡しという事で安価設定にしました。
勿論、クリーニングはしてあります。




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