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he41 カルス・ヘイベ |
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カルスの絨毯ヘイベ。 極寒の地方らしく、絨毯パイルは目が詰まって長めに出来ており、それを丈夫なキリムで覆っているのですから、半端ない重厚感があります。 見た目で面白みに欠けるかな?と思っていても、手に取ると、熊でも抱いたようなワクワク感を覚えます。 そのデザインは、ヤージュベディルに通じるものがあり、ボーダー部は流水模様に四角いロクム(トルコのお菓子)を思い起こさせます。 フィールドには階段状のメダリオンが置かれ、中心には生命を司る生命の木、そこから生まれた人間は人生の階段を上って成長、やがて夫婦となり、最後は内側の階段を使って神様の下に向かうという共通した信仰に基づくもののようです。 色合いはご覧の通りで、私がマラティアで買い付けた時から変わりありません。 基本的に、使用により少しずつ退色していった色彩だと思いますが、ムラの出る事が多い裏面のキリムが一様に退色しているので、誰かが少し手を加えたのかもしれませんが、内側は手付かずなので赤の縞です。 絨毯面の裏側だけは、こちらで少しだけ太陽光にさらして落ち着かせました。 カルスに多く見られるピンク色は至る所にアクセントとして使われており、パイル面は色褪せてオレンジぽく見えますが、殆どピンクです。 不思議な事に、このヘイベは田舎から出てくるものとしては珍しく綺麗で、この手の物にありがちな汚れやペンキ棟の付着といった災が最初から全くありませんでした。 なお、この撮影の後に念を入れて裏面を中心にもう一度洗っています。 マラティアで洗い、カイセリで洗い、日本で洗いましたから、袋物につきものの汚れは全く心配の必要がなく、とても柔らかく仕上がっています。 |
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