キリムの店＊キリムアートアトリエ

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スイス・ジュネーブ　M様

本日、無事に二点のお品を拝領しております。 船便で、ちょうどぴったり二ヶ月でしたね。 ヴァカンスの季節ですのでひと月くらい遅れるだろうとたかを括っておりましたら、きちんと予定どおりに配達されて喜んでおります。 家族と一緒に開封させていただきました。 丁寧に梱包していただきまして、感謝いたします。 長い旅に耐えられるよう軽い素材で何重にもくるんでいただき、お心遣いを強く感じました。 主人は、素足で上を歩いたときの感触が思いのほか心地よいと申しております。 欧州はこの猛暑ですので、9月を待って広げることも考えておりましたが、ウールの肌触りは予想外に気持ちよく、すぐ使い始めることに なりました。 小学校に上がったばかりの長男は、遠くから紙飛行機を飛ばして真ん中のドラゴン模様に当てるという、彼なりのゲームを考案して 楽しんでおりました。 まだ幼稚園生の次男は、チクチクする、と言いながらもコロコロと上を転がって離れません。 猫のようです。 縞模様のカットキリムは、穏やかな色合いをひとめで気に入りました。 西さまがおっしゃるとおり、とても目の整った丁寧な仕事で、足の裏にふかふかと当たるジジムの感触も心地良いものです。 五つのドラゴン模様のチャルキリムは、赤以外の色が想像していたよりもだいぶ強く感じられたため、正直どうかな・・・と思い、実は当初、 返品して他のキリムと交換するご相談をさせていただくことも考えました。 しかし、不思議なもので、時間がたつにつれて空間に色合いがどんどん馴染んできました。 縞模様のキリムと少し重なるように置いてみたら、更に和らいで見えるような気もします。 家族も気に入っておりますし、今では手放すことは考えておりません。 良いご縁をありがとうございました。 結婚十周年のよい記念になります。 夏はもちろん、寒いスイスの冬もこれで乗り越えられるかしら。 リビングに広げたばかりのキリムたち、お写真をお送りしますね。 夫婦で置き方を考えるのも楽しい時間でした。 以前譲っていただいたクッションカバーのお写真もあわせてお送りします。 カフェを経営していたパリ時代の友人が、私たちがパリを去る際に譲ってくれた思い出の家具と一緒です。 まだまだキリムを置きたいスペースがたくさんある我が家です。 また近いうち、ご連絡するかもしれません。 その時はぜひまたよろしくお願いします。

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