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ol598 エシュメ・キリム |
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フィールドが三つに分けらた、珍しいエシュメ。 ただし、この形式自体はエシュメの伝統的なものの一つで、固有のものではありませんが、ここ数年ことに見かける機会が無くなった大判エシュメです。 特に、これは高い装飾性、織り密度の高さ、そして未使用の綺麗な状態といい文句の付けようがない一枚です。 エシュメのキリムは織り目が詰まっているのが特徴ですから、普通に織り目が詰まっているくらいでは話になりません。 これは、そうとは知っていても驚くばかりの密度の高さが自慢です。 このくらい織り目が詰まっていると、その分、耐久性にも優れ実用面ではこの上なくありがたいもの、しかし、織り手にとっては力の掛かる/肩の凝る仕事である上に時間もかかり、織り糸もたくさん必要という不利益な事ばかり。 それでも、余程大切な物であったため、これほどの労力を注ぎ込んだのでしょう。 次いでのポイントは、一枚もののキリムなのにこの大きさ(広さ)。 例えチフカナットですら、幅が2mを越えるキリムはあまり存在しないのに、単品でこの大きさの機材を揃える事ができた環境は、少なくともありきたりのものではありません。 それを裏付けるようにフィールドデザインは高い完成度を誇り、小振りなメダリオンを挟む各種のフック(鍵)や櫛模様は、手間の掛かるものを上手く連ね、更に一番外側には赤いジグザクの流水が天に昇るドラゴンを模して入れられています。 また、この同じ模様の連続性から考案された愛嬌でしょうか、上端のエリベリンデのボーダーはふくよかなものが使われ、フィールドの左下隅には、隙間を広く空けて人の顔のような模様が織り込まれています。 |
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