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ol862 パムッカレ・キリム |
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温泉(綿の城)で有名なパムッカレ地方で織られた、セディールというアナトリアの長椅子に掛けて使うキリムです。 業者間では「チルプ」と呼ばれ、始めからこのサイズに織られたキリム、チフカナットの半分ではありません。 なお、「セディール」の無い家庭、部屋では直接床面に敷いて使います。 パムッカレ・チルプの基本的な構造はどれも同じ、メインのフィールドが、緑・赤・青という三色の配色がなされます。 しかしこれは、サチカラ族、又は、その影響下にあったファミリーの織ったチルプなので、片方しかない横(縦)のボーターに特徴ある鳥の羽模様が段々となっています。 各色のフィールドはそれぞれが大きな箪笥模様、つまり箪笥の中に箪笥模様がある格好、上下のボーダーにも小さな箪笥模様。 また、独特の「手」模様の合間にある流水は、窪みに「山」の字の模様、これはパムッカレ伝来の形です。 ただし、今回のものはサチカラなので、定番の羊の角又は狼の口が置かれる所にギョル(紋章又は薔薇模様)が入り、隙間を埋める「涙目」の様な模様や故意の色むらが良く現れています。 また、幸運にもこのチルプはほとんど使用されていない状況で見付かったので、チルプに付きものの汚れや椅子のコーナー部分に当たる部位の破損がありません。 そのため、房止めする必要すら無く、この「虎柄」風の飾りの付いた房もそのまま残しました。 ほとんど使われていないチルプですら何かしら問題があるのが当たり前の状況で、ここまで状態が良い、それも希少なサチカラのチルプは滅多な事では見付かりません。 |
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