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L129 ハッキャリ・キリム |
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テッカナットのハッキャリ。 元々は2枚揃ったチフカナットでしたが、例によって姉妹、若しくは、同一人物が別の機会に織り上げたもので、繋ぎ目の模様はピタリとは整合しません。 加えて、水平機で織られるハッキャリのキリムは、左右いずれかに傾斜する傾向があり、また、房を編み込んでテールを作るのでスカートの片端が内側に引っ張られています。 チフカナットの商品にするには、この長い房を切り落とさなくてはなりません。 ただこうして半分サイズで敷物、又は、飾りとするのであれば、特段の支障はありません。 では、キリムについて見て見ましょう。 この白抜きの連続ドラゴン模様は、“Canbezar”ジャンベザールと呼ばれ、織り上げるのが難しいハッキャリの中でも、卓越した技能と集中力が必要と言われるもの。 しかしこのジャンベザール、見るからに少し異質な感じ。 そう、精巧に同じ形のドラゴンを繰り返すのとは違い、1つずつに表情があり、フレーム一杯に大きな姿で描かれています。 これぞクルディシュキリムの醍醐味、形式に囚われず、デザイン上の自由度が高く生き生きしているのが魅力です。 インディゴ由来の色彩は特に美しく、様々な青〜青緑が織り込まれ、その濃淡の上に意図的な色むらが加わります。 藍染程には色むらは出ませんが、赤色も部位ごとに濃度の違うものが使われています。 敷物から壁飾りまで、お好きな使い方で楽しんで下さい。 |
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