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ol885 アフヨン・キリム |
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サイズ、デザイン面でも少し風変わりなキリム。 この大きさはランナーにするには短く幅広で、サイズ的にはアナトリアの伝統的な長椅子に掛けて使うキリムだった可能性があります。 未使用ではなく使用されたキリムなのに損傷が無く、とても状態が良い面からもその事が推察されます。 ただ、多くの「チルプ」はチフカナットの半分の様なデザインで織られる中、これは一枚で完結するデザイン。 また、このドラゴンメダリオンの連続するものは、よく見かけるタイプの様な気がしますが、アラブ風の縞々模様+遊牧民系のキリムらしい大らかな表情のものは余り目にしません。 アンタルヤのキリムにドラゴンメダリオンを用いたタイプがありますが、それらはもっと精巧なメダリオン、くだけた表情ではありません。 キリムの中に使われているブラウンウールは、華美な色遣いを抑える為のもの、化学染料を合成した黒ではなく、身近にあったブラウンを使ったという点も牧歌的な雰囲気を醸し出しています。 このブラウンウールでお馴染みの地域はアンタルヤの右隣、メルシン県のムット。 ド真ん中の星模様は、コンヤ辺りの遊牧民系キリムと同じ表情なので、この三県の接する辺りの産であるとするのが一案。 しかし、産地を特定する有力な情報源のボーダーは、異なる地域を指しています。 最下部の鳥又はドラゴンの足跡に続く羊の角は、左右・上下どちらから見ても羊の角又はエリベリンデを模した形、この模様が複雑に絡み合ったものはフェティエ地方に似ています。 近隣ではデニズリがドラゴン模様を得意とする地域で、牧歌粋なキリム、ブラウンウールを使い、チルプを産出する地域と言えばアフヨン県、それもデニズリ近くの下部が推定される産地の二案目。 産地の特定を複雑にしたのは、これが遊牧民系キリムである所為です。 彼らは各地を転々とし、色々な地域の特徴を取り込んでいくものなので、むしろ、余り特定しない方が良いのかも知れません。 キリムの織り地はやや厚手、ふっくらとしたキリムですが、適度な年代があるものなので、分厚いという感じではありません。 淡い色合いは経年によって退色が進んだ為で、白っぽく見える所も真っ白ではありません。 アナトリアのキリム、遊牧民らしい特徴が良く現れ、無骨な所と細身のスラリとした様子の不思議な面持ちの融合したキリムです。 |
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