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M068 アイドゥン・キリム |
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長いサイズのお祈り用キリム。 アナトリア各地で織られる祈祷用キリムには2mを超えるものも珍しくは無く、この長さだけで取り立てて変わっているという訳ではありません。 それでも、シワスモデルとも呼ばれるこのミフラブにこの胴体は少し異質。 きっと、壁に掛けて使うキリムとしてこのサイズが必要とされ、これを織り上げる為に考案されたデザインなのでしょう。 では次に、何処で織られたものなのでしょうか? ボーダーの狼の口はエシュメに良く似ていますし、境界線に用いられたダブルの櫛模様はアフヨンの様でもあります。 白地のボーダーと大振りなお祈り用キリムでは、シブリヒサルも外せません。 そこでもう一考、由来を示す事が多いボーダーの狼の口を良く見ると、エシュメより小降りでキュート、遊牧民系キリムらしい変調振りからアイドゥンが候補に上がってきます。 そう考え全ての模様を見ると、箪笥模様や星模様等ほとんどに説明が付く事に気がつきます。 鰻の寝床の様に細長い胴体には、様々な模様を埋めながら色合わせも楽しんでいるかの様で、この織り手の美意識なり、感情の表現方法の一つだったのでしょう。 キリム地は標準から少し厚め程度と、実際に敷いて使うのに丁度良いくらいです。 |
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