キリムの店*キリムアートアトリエ |
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M069 サチカラ・キリム |
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アイドゥン地方に住んでいたサチカラ族のキリム。 一目見てサチカラと分かる鳥の羽模様、そして、上下にはその部族性なり由来を誇示しているかの様に十分な面積を取ったボーダーが置かれています。 そのマルチなボーダー部を構成しているのは、多彩なサブフレームに加え、メインにはムット地方のキリムでお馴染みのギョルや鳥模様と、かつて居住していた東部地方のモチーフを取り込んだもので、各地を転々と移動してきた彼らの歴史がここに現れています。 極稀に見つかるアダナタイプのサチカラに対して、アイドゥン地方のサチカラは、より牧歌的な特性が感じられるようになります。 最も分かり易いのが上と下の房に付けられた房飾り、華美な色彩を好む民族性がよく現れている装飾です。 当然、後付けされたもので、より目立つ様に化繊の糸が使われていますが、キリム本体に化繊の糸は使用されていません。 フィールドには長持ち箪笥を置いた様な隙間を生かした構図、他のサチカラと違い、敢えてゆったりとしたデザインが好まれたようです。 海老茶色のフィールドは、詳細な画像でお分かりになるでしょうか、意識して色むらを施し、景色が感じられるようになっています。 また、黒っぽい左右の端も、明るい場所で見るとブラウン等をミックスしています。 織り地は、標準からやや厚手に入るかどうかというレベル、密に織られていて、敷いて使う際にも安心感があります。 |
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