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M168 ユンジュ・キリム |
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伝統柄のユンジュ。 セッヂャーデの中でも小振りなサイズに仕上がっており、お祈り用で間違いないでしょう。 ただ、彼らのキリムは、大判サイズでもこれと同じ中央に柱が立つスタイルで織られ、実用的なお祈り用キリムとしては、むしろ縞模様が主流です。 かつて羊毛の商いをしていたとされる由来は、その名が示す通りですが、それも昔の話。 これが制作される頃には生活スタイルも一変していたと思われます。 しかし、彼らのアイデンティティには伝統の技が刻み込まれ、環境が変わっても、幼い頃から慣れ親しんできた血統は、そう簡単に変えられるものではありません。 フィールドに群れる羊の角は、正に彼らの富の象徴。 また、ユンジュと言えばヘイベに代表される様に赤と紺、そして、白のコントラストを用いるものが定番です。 この様な華やかな色柄が好まれたのはうら若い女性が婚姻等の願いを込めたものではないかと推察され、ボーダーにはパルマクルが足かせ模様の様にペアになった形で織り込まれています。 残念ながらこれに藍染めは使われていませんが、最後まで残った茜の赤が見られます。 茜由来の色素なので、画像より少し暗めの赤です。 他にお勧めの点を挙げるとすれば、やはりユンジュなので同年代の他の西部地域のキリムよりはいいウールが使われ、目を詰めて織られているのでスリットも開き難く実用向きな点。 後はこのデザインなので、上下は勿論、左右も関係なく使える事です。 やや小振りなサイズであり、壁飾りとしても使えます。 |
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