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M169 ユンジュ・キリム |
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| 天然色が魅力的なユンジュ。 画像でお分かりでしょうか、背面の色は濃紺色、中柱の部分は緑色が使われ、天然色ならではの多様な色むらが出ています。 この内、濃紺色は画像で再現するのは難しく、普通に撮影すると黒の様に写ってしまい、濃紺に焦点を当てると明るく写り過ぎてしまいます。 ３度目の挑戦で、中間的な部位にフォーカスしながら、明るさの違う３カットを撮影して一番色味の分かり易いものを選びました。 室内で実物を見た場合、もっと暗い色彩に感じるかもしれませんが、正しい色彩としては画像の通りになります。 ただし、赤はもっと暗めのものです。 また、他の色彩についても化学染料を思わせる色彩が無く、実際、このキリムはアンタルヤにて日干しを行ないましたが、色彩はほぼ変わりませんでした。 赤・紺・白の３色キリムならまだしも、アンティークばりの多色使いでこの色彩は珍しい。 最後の２枚の画像は、緑の中の黄色い色むらがよく分かるように撮影したものです。 お馴染みのユンジュ柄デザインは、これ自体が変わっているという訳ではありません。 しかし、個々の模様の大きさも計算して規則正しく描かれているので、大柄な模様のように見え、殆ど隙間が残っていません。 なお、中柱のトップに冠状の模様があり、お祈り用の目的であった事が分かります。 経糸と白い模様にコットンが使われています。 |
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