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M171 トロス・キリム |
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アダナはトロス山麓付近に住んでいた遊牧民の末裔によるキリム。 トロス・レイハンルと近い系統になる事から、デザインはレイハンルのスタイルにも似ています。 そのシンプルなスタイルは、何処にでもありそうな雰囲気ですが、これはこれでよく考え抜いたデザイン。 基本になるのは、赤いメインのフィールド。 自分達の生活の場であり、ハレの場を象徴するフィールドは大きく、より華麗に魅せようという意気込みの現れでしょう。 その為、赤いフィールドがより映えるように、フレームとなるボーダーは狭い黒縁として、他のキリムの様にサブフレームはありません。 ただ、真っ黒のボーダーだけではいただけないので、その中にはカラフルな髪飾りを小さく密に並べています。 そして、広く取られたフィールドには、広さを敢えて空白で開けておくという、遊牧民系としては少し変わったもの。 お祈り用を想定していたと思われ、ムット等の様な混沌としたデザインは敬遠されたのでしょう。 大きな菱形の目の形を並べる事で、邪悪なものの侵入を威嚇する形になり、要所要所には狼の口。 目の中に豊穣のデザインを置いのは、単に豊作を願った他に、子宝に恵まれるようにという気持ちが入っている様に見受けられます。 色むらのある赤は、勿論茜です。 日中の撮影のため、画像上、赤味は若干強く出ているかもしれません。 殆ど使われた様子も見られず、薄過ぎないので敷物としても使えます。 |
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