キリムの店*キリムアートアトリエ |
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om846 キョプルバシ・キリム |
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ウシャク県のウシャク市から西へ20数キロ、”Köprübaşı”と呼ばれる町のキリム。 キョプルバシのキリムは特徴があるので、直ぐにそれと分かりますが、よりネームバリューの高い「ウシャク」などとして売られることもあります。 確かに糸質や織り目の整ってしなやかな感じは、「ウシャク」とほぼ同じです。 しかし、これ程近いにも係わらず、色合いはガラリと変わり、キョプルバシには必ずと言って良いくらいこのフィールドに使われている様な横にアームの伸びた星模様が入ります。 そしてほとんどが大きなリビングサイズ、一枚物で部屋に敷き詰めるサイズで織られ、小さいサイズは少なく、お祈り用は特に希少です。 これは、外側に余り見られない黄色いボーダー、サブのボーダーの代わりに黄緑色の三角の護符模様を用い、ミフラブ背面もこの黄緑色。 そして、キリムの大きさの割に大振りな赤いミフラブがデンと腰を据えた格好。 それも、仰々しいミフラブではなく、頂点にはフリーハンドで描いた様な、ゆるくカーブした線でミフラブ形状とし、内外にアンテナ状の模様を置いただけのシンプルなもの。 偶然かもしれませんが、ミフラブ内の星模様も紫、ピンク、そして、黄緑色とも三角形をイメージした配色。 だたし、白色だけは三角形が完成していません。 ボーダー、フィールドとも意識して隙間を多く取り、伸び伸びとして模様を泳がせるデザインはキョプルバシならではのもの。 |
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