キリムの店*キリムアートアトリエ |
HOME | | | お取り引き について |
| | 配送方法 と送料 |
| | お支払い について |
| | Q&A | | | オーダー フォーム |
| | お知らせ | | | サイト マップ |
このページは一部トルコ文字で記しているため、文字コードはUTF-8です。 |
M033 ハッキャリ・キリム |
|
一般にワンと一括りに呼ばれる事が多いキリム。 正確にはハッキャリに由来するとされ、ハッキャリ・キリムの分類ではルレペールと呼ばれ、イラン国境に程近いユクセコワ(Yüksekova)地域の湿地で咲く花の形を取ったものと言われています。 (詳しくは、『Hakkari Kilimleri』をご参照下さい。) そして、キリムに目をやると「何処が花?」と思われるかもしれませんが、もう少しこの本を読み説くとこの少し納得したような気持ちになれます。 それは羊の角の鋭角な部分が、花びらや雄しべ/雌しべなのかな?位には見えてくるから。 何より有り難いのは、一番数少なくて人気のある中/小サイズで織られ、十分に古いオールドである事。 特徴として、ほとんどが三つのフィールドパターンで織られ、稀に大きな物では五つになります。 三つのフィールドパターンでは、決まって、二つの暗いフィールドの中に一列の明るい配色が施されます。 また、ルレペールでは、上方向に花が咲く形に織られる傾向にありますが、これは上下どちらの方向から見ても違和感無い姿に仕上げられています。 そして、水平機で織られたキリム特有の真四角ではない所、同じデザインの繰り返しではなく、手仕事らしい仕草が愛らしいキリムです。 最後に、これは古いキリムならではの黄金色した房の編み込みを敢えて残しているため、キリムの角(かど)、この場合は左側が少し内側を向いています。 房を切り落とすよりもこの方が何倍も良い筈なので、ご了解下さい。 周知の様にこの寒い地域のキリムは織り目が詰まり、実用性にも優れています。 |
戻る |
当サイトの写真・文章・他、すべての情報の無断複製・転用をお断りします。 Copyright © 2015 Kilim Art Atelier. All Rights Reserved. |
760 |