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M090 カイセリ・キリム |
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ご存知カイセリのセッヂャーデ。 サルズからプナルバシュ辺りで織られたキリム、ミフラブ形状にはなっていませんが、おそらくお祈り用として織られたものです。 誰しも直ぐにそれと分かるカイセリに特徴的なデザインをしていて、その模様一つ一つが取り立てて珍しいものではありません。 しかし、これは4m近い大判サイズで織られる事が多い、あの巨大な花柄キリムの中程をくり抜いた様な格好をしていて、カイセリに定番の流水ボーダーがありません。 今では巨大都市のカイセリも案外部族生が強い土地柄、小さなサイズでも、その土地の伝統なり部族性を表現するボーダーは欠かせません。 でも、きっとこの織り手は、この壮麗で美しい花模様のフィールドを一杯に広げて見せたかったのだと思います。 中央に置かれた箪笥模様+鳥人エリベリンデも、それがメインになり主張するのを避けた小振りな窓の様でキュートな印象を受けます。 それに加えてこのマイルドな色彩は適度に年数を経た証、飾っていたものなのか、ダメージを与える事なく少しずつ自然に退色していったお陰で、太陽光で無理矢理色褪せさせた物とは色のトーンが違います。 ※退色のむら防止の為、これも少しだけアンタルヤで日干し調整してあります。 些細な事ですが、オリジナルのノットフリンジ手前に残る細い縞まで元のままという嬉しい状態です。 元々柔らかめのカイセリが経年によりこなれていますので、少し負荷の少ない場所でお使い頂く方が永く良い状態を保てます。 |
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