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M157 ブルガリア・キリム |
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ブルガリア北部で織られたキリム、一般にはシャルキョイと呼ばれます。 シャルキョイの故郷が現在のセルビアとブルガリア双方に跨っていた為で、この様なマナストゥルとシャルキョイがミックスしたタイプがしばしば見られます。 ミフラブ形状にはなっていませんが、お祈り用キリムがその原形です。 ただ、お祈り用には、持ち運びに適した小さめのキリムがある中、これは持ち運ぶのに相応しくない中~大判サイズ。 また、薄くて軽いのが特徴なのに対し、これは織りが細かいのは相変わらずながら、織り密度が高く詰まっているので、大きさ相応の重さもあります。 おそらく壁掛けもしくは敷物として使う為のキリムであり、小さなお祈り用よりも、装飾性に意識を持って制作されたのではないかと思います。 そのデザインは、大判キリムに勝るとも劣らない壮麗なマルチボーダーに加え、フィールドには人の顔を模した鳥が飛び交い、中心部に置かれたパルマクルは他の地域では櫛や手の模様に例えられますが、この地方ではこちらも抽象化された鳥。 神様の使者として、より神秘性な鳥の形に描かれています。 随所に見られる色むらはマナストゥルの真骨頂ともいうべきもの。 心の奥底に何か訴えかけてくるようなデザインと色調であり、見るものを一瞬で虜にする素晴らしい作品に仕上がっており、品質面でも言う事なし。 私が直接、ブルガリアまで行って買い付けたものなので、外国を転々としていたキリムと違い、上下にはオリジナルのフィニッシュが織られた当時のままに残っています。 |
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