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M305 バルーチ・キリム |
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イラン南東部のバルチスタン辺りから出てきたものと思われます。 テヘラン経由で買い取りました。 長さの割に幅の狭い、SとМの中間サイズです。 中途半端な大きさですが、実はイランバルーチには時折目にする大きさ、パンを作る為のキリムだと思います。 何故なら、表面が水も漏らさないような密な織りで、キリム表面が鏡のようにツルツルとした仕上がりになっている事に加えて、表面にうっすら小麦粉をこねた形跡らしきものが感じ取れるからです。 普通に見ただけでは、それとは分かりません。 一定の角度で紺色の部分を見た時に、そう感じます。 目には見えない微細な小麦粉か何かが繊維の奥に入り込んでいるのかもしれません。 以前も同じ経験があり、汚れていると思って洗ったのに全く変化がありませんでした。 そのため、これを洗うつもりはありません。 ・・・と考えていましたが、気掛かりなままに放置するのは気持ちの整理がつかないので、先週洗いました。 今回は、前の経験を活かして、表面を軽く擦るようにして洗ったところ、その「くもり」のようなものが薄れたので、書く必要はないかもと思いましたが、正確に伝える為に残しておきます。 因みに、撮影画像はその洗いを行う前のものです。 また、洗ったお陰でこのウールが本来持っている柔らかさが蘇り、とても肌触りの良いしなやかなキリムになりました。 かすかに残る小麦粉の類は、キリムを普通に使っている内に、、少しずつ表面が摩耗し、次第に取れていきますから、もう考慮する必要はないでしょう。 あと、色彩については、用途上、表(おもて)面だけが太陽光に当たり落ち着いた色彩なのに対して、裏面は当時の色彩のまま、紺色はかなり紫味が強めです。 表が退色したものとしみじみ感じます。 水平機のような機材を用いたのでしょう、多少の歪みはありますが、特に注意が必要なほどではありません。 裏面には模様を描き出す糸が通っていて、強靭に出来ているのに柔らかい不思議なキリムです。 でも、バルーチのソフラには正方形タイプが多くあるのに、何故、この細長いサイズにしたのでしょう。 それは同じバルーチの中でも部族が違い、この部族ではこの長さが必要とされるナンを作っていたので、細長いソフラを好んで作ったのだと思います。 実際、隣のグーチャンでもそうです。 |
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