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M330 エシュメ・キリム |
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久々にご紹介するエシュメ近郊のキリム。 買い付けたのは10年かそれ以上前の事。 当時、未使用のキリムであり、濃厚な色合いそのままの状態でした。 通例、買い付けた後で日干しされてから届くので、保存状態とデザイン性だけに気を配って選んだものです。 これは、日本に到着した時の色合いが濃過ぎると感じたので、少しだけ退色させる事にしました。 しかし、その工程で埃をかぶり、小雨が降る等のトラブルに見舞われたため、水洗いして、もう一度日干しするのに3年越しとなり、仕上がった後は掲載を済ませたつもりで、すっかり忘れていました。 さて、手間暇かけて仕上げた退色具合を見て下さい。 化学染料ではありますが、青紫色の濃淡が良く分かるようになりました。 加えて、このタイプの緑色は中々退色せず、ケミカル感が感じられるものですが、時間をかけて退色させたのが功を奏したか、色むらも出てマイルドになりました。 そんな中でも、赤色は茜による染めなのか、白けた感じとはならず、まだ元の色彩を感じられる位に残っています。 また、退色したキリムでは黒が強く出るのが難点ですが、これは黒に近い焦げ茶色であった事で、白とのコントラストが効いて悪くない感じ。 色の好みは人それぞれなので、万人に向けの色合いではないかもしれませんが、いろいろ苦労したおお陰でここまで仕上げる事が出来ました。 経糸にはコットン、ウールのブラウンミックス、そしてウールと何故か3種類が使われています。 また、産地は、マニサの辺りです。 以前は見識が低く、総じてエシュメとしていましたが、デザインと色合いから、今は違う地域で織られたものであると分かるようになりました。 繰り返しになりますが、退色していますが、ほぼ未使用のキリムですから、隠れた破損とかの類もなく、これから実用に使って頂けます。 また、簡単な水洗いであればご家庭で行う事も可能ですが、コツが必要なので、事前にご相談下さい。 |
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