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om769 エシュメ・キリム |
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緑〃しいエシュメ。 これには、緑色の効果を静めるようなオレンジや黒色といったボーダーを使うのではなく、相性の良い淡い紫色を用いる事で(黄)緑を引き立てています。 日本で「新緑」という言葉があるように、アナトリアでも木々の緑になぞらえて“YESIL PUTRUGE(緑のピュトルゲ)”のように使います。 この織り手も生命力に満ちあふれた緑を好んで用いたと考えられ、さしずめ、ジグザクとうねりながら天に舞い上がるドラゴン模様は、流水であると共に木々の葉っぱが一杯に茂っているイメージ、ドラゴン(流水)模様の凹みには、小さな「足かせ」等の沢山の模様で埋めています。 同時に上下のボーダー部では巧く中抜きの鳥模様を描き出し、上端ではさらにその上に鳥模様を置いて、何かの願掛けをしているよう。 二番目の薄紫色のボーダーにある「足かせ」の内、下端部のものは、意識してスカートを広げた格好。 赤色のミフラブには緑の生命の木が伸び、枝葉から箪笥が実っている様子はやはり結婚を意識したもの。 なお、細かな事ですが、このキリムの模様はどこか人の形を模したように感じられるところが多々あります。 例えば、狼の口は人の口のようにも見え、向き合った狼の口は何か話し合っているようですし、エリベリンデは女児のワンピース風だったり、目の模様は黒目があって本物の目のようです。 全体的に自由なアレンジが効いて、機械的な同じ模様の繰り返し模様でないのがこの特徴です。 |
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