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om902 チャル・キリム |
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古いチャルのキリム。 チャルとダズクルは似通ったパターンで織られ、両者がミックスしたタイプ、ダズクル寄りのチャルが多くある中、これはダズクルの面影がほとんど感じられないチャル。 従って、厚手のキリムが一般的なダズクルと違って薄手、薄手・厚手があるチャルの中でもこれは薄いタイプです。 極薄とまではいきませんが、少しだけ牧歌的なタイプの柔らかいキリムなので、手にするととても肌触りの良いウールの触感と共に、ヘナヘナとしたこなれきった感じが伝わってきます。 普通の敷物とするのは少し酷な気がしますので、カバー類等として少しキリムに優しい使い方をすれば末永くご愛用頂けるでしょう。 このチャルの魅力でもある、得も言われぬ優しい色合いは、ほとんど自然に退色したもの。 ただ、多くが草木から染められた天然色なので、余り色褪せしていません。 随所に施された色むらはチャルならでは、草色や濁ったような濃い赤色は絶品。 また、色むらの他に、緯糸を二本取りした糸も混在して織られる等、チャルらしい奔放な様子が込められています。 赤いフィールドに複合メダリオン模様(アナトリアでは総じてベレケットと呼ばれます)を置くチャルらしいこのキリムには、隙間に四つの掌の様なプトラック模様があります。 ご想像の通り、これもお祈り用に使えるように考案したもの、差し当たり上のプトラックが足を置く場所だったのでしょう。 厳格なミフラブ模様ではないですから、特にこだわることなく普通のキリムとしてご利用下さい。 |
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