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om967 エシュメ・キリム |
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小振りにまとまった良質なエシュメ。 これと良く似たタイプ、一回り大きなエシュメを既に掲載してあります。 同じ様式が用いられている事から、たぶん同じ村の産、もしかすると親戚かもしれません。 一番の違いと言えば、二番目の黒いボーダーを一つ廃止して全体的に一回り小さく織られ、他はそっくりそのままで、こちらの方がより凝縮した感があります。 特徴は、他と同様、お祈り用のキリムのスタイルなのに敢えてニッチデザイン用いていない事。 ボーダー部のうち、外側は小さな足かせ模様が周囲にぐるりと置かれているので、若い娘さんの作品かなと想像します。 内側ボーダーは狼の口、アイドゥン似キリムの様なひょうきんな感じではなく、精巧なタイプが更に小さく凝縮したようで、その中にはここも足かせ模様。 そして、これらボーダーの境目は、ジクザグ模様、それも、小さな□を凸状に配置した面倒な細工をダブルで入れてあります。 真っ赤なフィールドにコントラストの効いた黒い生命の木が伸びる構図は、他と同じですが、なぜかこちらは微妙に見栄えが宜しい。 生命の木に咲く華の果実は箪笥模様、隙間にはギョル(紋章又は薔薇)そして、その中心にも足かせの模様と、これは嫁入り前の娘さんの作品で間違いないと思います。 ただ、腑に落ちないのが、このキリムが非常によくまとまっている点。 青紫色のボーダーの色ムラや変化の付け方といい、熟練した職工の作風のようにすら覚えられ、キリムそのものも良くできています。 織り目の詰まったエシュメなので、敷物に向いていますが、小さく小綺麗にまとまっているので、敷いて使うのが惜しくなる程です。 |
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