キリムの店*キリムアートアトリエ |
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M249 チプロフツィ・キリム |
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シャルキョイの時代から織られていた鳥模様のキリム。 かつてはこの地方随一とも言われるほど栄えていたチプロフツィは、一度無人になり、キリムの生産は途絶えてしまいました。 その後、街を復興する産業の一つとしてキリムを考えた時、当然、これは思い浮かぶスタイルの一つであったのは間違いないでしょう。 そして、そのデザインを立案するには、先ず古いサンプルを参考にしながら下図を描きますから、良いサンプルが手に入ればより忠実に再現できます。 その点、地元にサンプルは無くても、ピロットに行けば手に入るので、図柄の作成までは割と容易であったはず。 これの場合、静止画で描かれるこの鳥模様も不思議と生き生きとしているように感じます。 同じ模様の他のキリムと比べて、大きく違う所は見当たらないのに、何故でしょう? 止まり木や鳥の模様そのものが連動している所為かもしれません。 織り進めた先で模様を整合させる必要があり、制作難度がやや高く、制作者の腕が良かったのか、工房が持っている下図が良かったのか、それとも、それぞれが少しずつ影響しているのかもしれません。 この鳥模様は上下反対方向にした方が正しく、アンティークの場合はそうなっていますが、これの場合はどちらから見ても違和感なく出来ていて、むしろこの方向の方が落ち着いて感じます。 勿論、これもコレクターが集めていた物なので、理由ははっきりしませんが、その整った様子は画像から見て取れると思います。 買い取った後でアンタルヤに送り、短期間太陽光に晒して貰いましたが、メインの赤色は変わりませんでした。 部分的に褪色が進んでいる所もありますが、これは余り変化が見られません。 この色柄がお好きな方には最善の一枚です。 |
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