キリムの店*キリムアートアトリエ |
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om949 ブルガリア・キリム |
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ブルガリアを代表するシャルキョイタイプのキリム。 シャルキョイと呼ばれる事が多々ありますが、これはブルガリアで織られたキリムです。 古いシャルキョイに由来するにも係わらず、ピロットではこの手のデザインのキリムは極稀にしか見つかりません。 その特徴は、織り目が整っているのは当然として、これらブルガリアの中でもやや細めの糸で織られた、気持ち薄手のキリムである事。 ご覧の様にフィールドに鳥がペアで並び、細い止まり木が凹凸になり、本来はお祈り用のキリムにも使えるように考えられたものですが、それが標準化されて一つのデザインとなったもの。 シャルキョイの代表的な生命の木が織りなす菱形模様をミフラブと呼んだり、メダリオンと呼んだりするのと似た感覚です。 また、止まり木に見られる小さな突起物は鳥を意味し、トルコ的なのは足かせ模様程度。 ボーダーの二つ巴は、ブルガリア風にアレンジされたもの。 これもブルガリア人の収集家からのキリム、ほとんどが未使用又は極短期間しか使われていないキリムのため、キリムの上を靴で歩く事によって残る染みがありません。 デジタル画像では些細な染みは写らないので、他店様品との違いが分かり難いと思いますが、ほんのり生成り色の白いボーダーは織られた当時の綺麗なままです。 ケミカル調の色合いがキツイ30〜40年程度前のキリムより少し古いので、この様に色濃いままでも嫌味はなく、むしろ赤味が新鮮に映ります。 程度の差こそあれ、ほとんどのブルガリアのキリムに染みがある事を考えれば、今となっては貴重存在、次の入荷が難しいので、別の意味で悩ましいキリムです。 |
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