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os917 ムット・キリム |
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不思議なムットのキリム&ジジム。 普通、この手のキリムやジジムがあった場合、袋物のチュアルを想像します。 しかし、これはこのサイズで織られたオリジナルの一枚物のキリムです。 この手のブラウン地のムットでは、縞模様キリムに少しばかりのジジムを織り込んだものをたまに見かけますが、それとも違います。 敷物にするなら、この様な小さなキリムを複数枚敷き詰めるより大きめのサイズにしたほうが便利、これはこのサイズでなければならない事情があって織られたものです。 デザインを見てみると、横方向に大体三つの模様を置き、ある程度の規則性を持たせた配置。 所により、ドラゴン風であったり、ギョル(家紋)風であったりしますが、その思うところは一つ、野畑に収穫前の花が咲き乱れているイメージ、豊穣を願うものです。 外周を埋めるジジム・スマックをご覧の通り、これはムットらしくない精巧なタイプ。 ジジムの輪郭線もクッキリ浮かび上がり、ベースのブラウンウールのキリム地が綿密に織られている事が分かります。 ただ、どことなく方向性を意識しているようにも見受けられ、お祈り用に使う事も考えていたのかもしれません。 それならばその装飾性の高さといい、この大きさで織られた事も全て説明が付きます。 また、このムットに使われている色合いは良いものばかり、普段、ケミカル調のキツイ色合いが使われて退色させなければお見せするのもはばかられるほどですが、これは元から良い色合い。 黄色やアプリコット色などは、もっと古い時代の色合いですし、見た感じでは、緑色も葉っぱからの色合いのよう。 背面のブラウンウールの切り替えも見事で、もしかすると、もっと古い時代の物ではないかと勘ぐる程。 丈夫なムットのキリムですが、ムットとしては割と薄手で堅さもなく、使い勝手の良いキリム、普段使いにご利用下さい。 |
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