キリムの店*キリムアートアトリエ |
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S314 ベルガマ・キリム |
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ベルガマのチュアルの表面。 S313と同じ家庭で制作されたものです。 僅かに色と模様が違う程度の差異、姉妹で制作したのかもしれません。 伝統的なスマック技法で織り込まれた、正にベルガマのチュアルここにありという表情。 デザイン構成では、上から大小の星模様を交互に繰り返し、最後にオマケの尖がり模様。 あえてこの模様をここに置く意味が何かあったのでしょう。 六角形模様までも途切れた形で終えているのも、何か意図したものであり、設計上のミスではありません。 色合いについては全般的に暗めです。 その分、個々の模様の縁取りに白を使う事で模様を浮かび上がらせる効果があります。 基本的に、星の模様を旨としながら、いろいろな模様を咬み合わせてあり、やはり、邪悪なものの侵入を拒むといった意志が伺えます。 いずれにしても、こんな複雑な模様をスマックで織り込むのですから、並大抵の腕前ではありません。 加えて、これらを考案した昔の人は偉い。 その始まりは、砂の上に木の枝などで模様を書いてそれを少しずつ具現化していったのだと思います。 ご存知でしょうか、キリムを織る部屋というのは、納屋だったり、それほど恵まれた環境でない事もしばしば。 時には明るい星空の下で制作しなければならない事だってあり得ます。 きっと綺麗な星空が見えた事でしょう。 こういった図柄のキリムを見ているとそんな昔の人達の気持ちが伝わってきます。 袋としては殆ど使われていないのでしょう、状態が良いままに今に伝わります。 |
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