キリムの店*キリムアートアトリエ
【Kilim Art Atelier】 キリムと絨毯販売
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S327 バクティアリ・チャンタ

産地 バクティアリ BAKHTIARI
年代 1970年頃
大きさ
本体 20*23cm
タッセル 約118cm
価格 27,000円


バクティアリの小間物入れ。
テントの中等の生活の場で、このような小物入れを壁から掛けて使っていたと、仲介してくれたイラン人より聞きました。
中に入れるのは、裁縫道具だったりその用途は様々、バクティアリの家庭では一般的に使われていたそうです。

特徴はご覧の通り、長いタッセルに比べて小さなバック部分。
多少の長さ、大きさの違いはあれど、どれもほぼ同じスタイルです。
何かしら理由があって、この長さ、サイズが決まったと思います。

袋の部分は手の凝ったスマック、彼らのキャメルバックを彷彿させます。
素材はウールと化学染料のミックス、緑、青、オレンジ、白といった明るい色彩は全て化繊の為、若いものの様に見えますが、実はそこそこ古い物です。
ウールの部分、本体や両サイドのかがり糸の褐色や藍染、長いタッセルの緑色も天然色なので、表示年代以上に古い筈です。

Wikipediaによれば、「タカラガイの貝殻は、女性、繁栄、生誕、富などの象徴とされ、装身具やお守りとして身に着けられる」そうです。
このタカラガイの産地はインド洋なので、陸路、インドを経由して運ばれたのだと思います。
そういえば、タッセルのキラキラ装飾もインド風な気がします。

これは何一つとして掛けることなく揃ったバックです。
イランから幾度となく送られてくる画像を見る度に、どれも房が一つ二つと欠けており、完全な状態のものはもう見つからないと諦めていた時、一枚だけ見つかりました。

なお、この袋の中には何も異物は無く綺麗でしたが、念のため、袋を裏返すようにして内側を洗った上で、日干ししました。
元々、綺麗な状態でしたので、殆ど変わりはなく、気持ちスッキリしました。




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