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S327 バクティアリ・チャンタ |
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バクティアリの小間物入れ。 テントの中等の生活の場で、このような小物入れを壁から掛けて使っていたと、仲介してくれたイラン人より聞きました。 中に入れるのは、裁縫道具だったりその用途は様々、バクティアリの家庭では一般的に使われていたそうです。 特徴はご覧の通り、長いタッセルに比べて小さなバック部分。 多少の長さ、大きさの違いはあれど、どれもほぼ同じスタイルです。 何かしら理由があって、この長さ、サイズが決まったと思います。 袋の部分は手の凝ったスマック、彼らのキャメルバックを彷彿させます。 素材はウールと化学染料のミックス、緑、青、オレンジ、白といった明るい色彩は全て化繊の為、若いものの様に見えますが、実はそこそこ古い物です。 ウールの部分、本体や両サイドのかがり糸の褐色や藍染、長いタッセルの緑色も天然色なので、表示年代以上に古い筈です。 Wikipediaによれば、「タカラガイの貝殻は、女性、繁栄、生誕、富などの象徴とされ、装身具やお守りとして身に着けられる」そうです。 このタカラガイの産地はインド洋なので、陸路、インドを経由して運ばれたのだと思います。 そういえば、タッセルのキラキラ装飾もインド風な気がします。 これは何一つとして掛けることなく揃ったバックです。 イランから幾度となく送られてくる画像を見る度に、どれも房が一つ二つと欠けており、完全な状態のものはもう見つからないと諦めていた時、一枚だけ見つかりました。 なお、この袋の中には何も異物は無く綺麗でしたが、念のため、袋を裏返すようにして内側を洗った上で、日干ししました。 元々、綺麗な状態でしたので、殆ど変わりはなく、気持ちスッキリしました。 |
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