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ci177 ケチムスル |
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コンヤはケチムスル村の有名な白ジジム。 代名詞とも言えるお祈り用の他にも色々なタイプがあり、これもその一つ。 これは以前にご紹介したもの(ci125)と同じタイプ、実際、同時に買い付けたのですが、偶々、こちらの発送が遅れ、撮影も掲載も遅れてこの時期になりました。 この2枚を見た時、最初はペアで織られたものかと思いました。 でも少し違うなと思い、よく見ると確かに違います。 例えば、前のものは菱形の升目が殆ど黒ですが、こちらは濃淡のあるブラウンウール。 それも透き通ってきていて、年季の入ったもの。 じっくり見ると、升目の中に連続模様をきっちり収めようと努力した形跡が伺われる等、手仕事らしい味わいに満ちています。 ざっくり言うなら、華やかさと言う点では前のもの、地味な中にも上品な味わいが感じられるのがこちら。 大半が天然色なので、軽く日干しした位では、色合いは殆ど変化しませんでした。 掲載画像でお分かりでしょうか、中央部に結ばれている黒い房の一部はシムです。 コンヤのジジムでシムを使う場合、エリベリンデ模様に使うのが常ですが、この様な房として使うと言うのも中々のアイデアです。 それも少しだけではなく、かなりふんだんに使われています。 シムの中には真鍮を巻いたキラキラするモドキもありますが、これはもう少し古いタイプ。 でも、銀ではないと思います。 これほど大量のシムを使うくらいですから、嫁入り道具などの大事なものだったのでしょう。 前にご紹介したものとこれは同一人物、もしくは、その母親が若い頃に制作したのかもしれません。 |
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