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fc215 トルクメニスタン・ヤムット・絨毯 |
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正真正銘、本家トルクメニスタン産のヤムット。 それも超ハイクオリティ、かつ、年数も申し分なし。 fc214と多少前後しますがこれも10年位前に仕入れました。 イスタンブルで買い付けた後、修理の可能性をアクサライの工房に相談しようと中継地点のカイセリに送りました。 そして、その後に起こった事も同じです。 マラティア出身でイスタンブルに小さな店を持つオーナーから買い取りました。 有名なバザール〇〇という絨毯屋の息子の一人らしく、古い物に造詣が深く、時間があるとタンブールを奏でてくれるという絨毯屋らしくない人です。 その彼の話によると、修理に出したけれど、修理代が高過ぎて中止したそう。 完璧な修理を施せば販売価格も高額になるので、正しい判断でしたが、小さなサイズと侮ったのが誤算。 今ここに見られる修理途中の状態、白いコットンのベースを作るだけで100ドル払ってくれと言われ、修理人でもある彼はトータルでどれ程の修理代金が必要かを悟り、諦めたという事のよう。 ざっと見る限り、白いコットンでベースを作ってあるのは3ヶ所。 この絨毯のベースはウールなのに、どうして同じウールを使わないのかと思われる方もいらっしゃるでしょう。 一番の理由はウールの上にウールの経糸を入れると滑り易いからです。 加えて、細い経糸のウールの経糸を探すのも難しい上に、パイルを入れると完全に隠れてしまうので、ウールを使う理由が見当たりません。 唯一、本場イランの師匠クラスの職人は、ウールの経糸を使います。 それはともかく、これに見られる経糸の修理痕は「ごまかし」の修理ではなく、絨毯のパイルを結ぶ前の本気修理です。 他に、絨毯の裂け目のような所は縫合されています。 ここで、不思議ではありませんか? これだけパイルが程度良く残っているのに、どうしてこの強靭なトルクメンが裂けたりするでしょう? 絨毯の画像をよく見て下さい、模様が少し湾曲しています。 パイル密度が半端なく高く、目が詰まり切っており、その強靭さ故に、オリジナルの状態ではフラットにならず、オーナーが自らの手で切り裂いたのだと思います。 こういった事例は目の詰まったカザックの絨毯等、高価な物に時折見られるもの。 今の私達から見れば、「何てことするの?」ですが、当時は、「壊れたらまた作れば良い。」位の気持ちだったと思われます。 色合いは、俗にいう飴色。 元々は赤い茜ですが、古いヤムットは総じてこの色になります。 深い緑色はどうやって染めたのだろうと念入りに見ていると、一つのギョルに濃淡がありましたので、藍染を何度も繰り返したと分かります。 全体を見渡しても、青色は使われず、緑の濃淡が使い分けられています。 加えて、インナーボーダーのギョルの背面には、葉からの直接染めしたと思われる緑もあり、控えめながら色彩も割と豊富です。 今はもう絨毯全体がこなれきっており、極上のパイルは正に宝物。 破損個所は既に手が加わっているので、無理しなければ上を歩いても大丈夫ですが、やはりこのクラスのトルクメンは飾りです。 アスマルクやチュアルは相場が高く設定されていますが、このソフラサイズはそもそも数が無いので、プレミアが少なく入手する事が出来たのでこの価格です。 都心の店頭に並べば、この二倍位が妥当な所だと思います。 |
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