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L131 ハッキャリ・キリム |
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文字による説明より実際に画像で見るのが一番という事で、物は試しとチフカナットに合わせて見たのがこちら。 2枚が同じデザイン構成で織られていると分かります。 長さもほぼ等しいですが、何故、左右の模様が合わないのでしょう? 姉妹によるものか、それとも別の機会に織り上げたものか? ただ、こうして見比べた時に、右側も十分に自由な表現していますが、左側の方がドラゴン模様の色柄共に変調が多く、愛嬌タップリ。 その一際大きなドラゴンの中心部は、サメが口を開いたような形に見えます。 それにしても、何故こんな巨大なドラゴン模様にしたのでしょう? 他のジャンベザールとは性格が異なります。 また、メダリオンの凹には定番の狼の口ではなく、ハッキャリの鳥人エリベリンデが描かれています。 そう、このキリムは“Canbezar”ジャンベザールと“Gülsarya”ギュルサルヤのミックスパターンになっているのです。 ※詳しく知りたい方は、HAKKARI KILIMLERIを参照して下さい。 濃厚なクルディシュのテイストを掛け合わせたら、こういう形になってしまったのでしようか? いずれにしても、この強い経糸に更に負けないくらいしっかりと叩き詰めるように織るのは大変な作業。 小柄な若い娘さんが、自分や家族の為に一生懸命織り機に向かい合って、今の時代では考えらない労苦をこなしていたのだと、こういう作品に出逢うとそういう感情が湧いてきます。 |
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