キリムの店*キリムアートアトリエ
【Kilim Art Atelier】 キリムと絨毯販売
こだわりのキリムで作ったバッグや
クッションカバーも取り扱っています。
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「お手入れ」と「ちょっぴり気になるホームクリーニング」

「お手入れはどうするの?」「洗えるの?」というお問い合わせを頂く事があります。
このページでは、
普段のお手入れご家庭のお風呂で洗った場合の様子をご紹介しますので、ご参考にして下さい。
ただし、同じ方法で全てのものに対応できるとは、補償できません。
同じ産地・年代・色遣いのものであってもそれらは別物ですから、「こんな感じで、家では洗えるのだな。」という程度にご覧頂き、ご不明なところがありましたら、個別に対応しますので、ご遠慮なくお問い合せ下さい。


良い状態を保つには、「汚れたまま」「濡れたまま」放置しない事です。
CDEFは、見えないところで試してから行って下さい。
@天日干し+埃を落とす。
お天気の良い日に、しっかり太陽に当てて湿気を飛ばし、叩(はた)いて埃を落とします。
両面行って下さい。
A掃除機をかける。
織り目に添って(殆どが横方向)、掃除機をかけます。
フリンジの吸い込みには注意が必要です。
硬いブラシを使ったり、ゴシゴシと強く擦ったりすると、表面が傷ついたり糸が抜ける事がありますから、ノズルの先に、ストッキング等の目が細かく柔らかい布を当てると良いです。
時には、両面行って下さい。
B粘着テープで埃を取る。
表面が毛羽立つおそれがあるのでお薦めできませんが、効果はあります。
テープを使った後は、アイロン等で毛を落ち着かせると良いです。
C水拭きをする。
何となく薄汚れてきたと感じる時は、水拭きをして、しっかり乾燥させます。
それでもさっぱりしないと思われる場合は、薄めたウール用洗剤で表面を拭き、更に綺麗な濡らした布で拭き上げ、しっかり乾燥させます。
Dシミになるようなものを零した場合。
直ぐに乾いた布で拭き取れば、ほとんど影響がありません。
気になる用であれば、その後水拭きして、しっかり乾燥させます。
染み込んだと思われる場合は、下に布を敷いて、薄めたウール用洗剤を付けた布で汚れを叩き出し、更に濡らした綺麗な布で洗剤を出すように叩きながら拭き取り、下の布に汚れを吸わせます。
擦ってしまうと広がります。
手早く行い、しっかり乾燥させます。
「大量の塩をのせて吸い取らせる。」方法もありますが、経験がないためどのようになるか分からず、保証できません。
E裏面にカビが生えた場合。
食べ溢しが原因で、カビが生える事があります。
酸素系漂白剤を歯ブラシ等に付け、カビの部分に滲み込ませます。
濡らした綺麗な布で漂白剤を出すように叩きながら拭き取り、しっかり乾燥させます。
その後、消毒用エタノールをスプレーします。
F丸洗いする。
キリムの本場トルコやイランの一般家庭では、余程の事がない限りキリムを廃棄するまで「洗う」事はなく、@〜Dで対処していますし、経験上、丸洗いは不要だと思います。
ご家庭で中性洗剤(ウール用等を利用して丸洗いをする事ができますが、いくつかの問題(色流れ・色移り・歪み等)が生じる虞があります。

色流れは、糸質や染め具合、パッチテスト等で色流れをするか否かは、ある程度判断できます。
出荷前の最終的な手入れの中に、歪んでいるものにはストレッチ(形状矯正)を施しますが、見ただけでは、ストレッチしてあるのかどうか分からないものもあるため、水に浸けると元の形に戻ってしまったり、凝縮して織ってあるものは、更に縮んでしまう事もあります。
いずれのお店のキリムも、クリーニング・手入れをして販売している(と思います)ため、お求め頂いた後当分の間は、丸洗いは不要です。
(ニューキリムも、ほとんどのものが、出荷前にクリーニングしてあります。)
その点をよくご理解頂いた上で、丸洗いするかどうかを決めて下さい。
それから、専門のクリーニング屋さんにお願いするのも一つの方法だという事も、選択肢に入れて下さい。
過信せず、個々に応じたお取り扱いをお願いします。
洗剤について
Gダメージを少なくするために。
H保管する。
汚れを落とし、しっかり乾燥させて、風通しの良いところにしまいます。
押入やクローゼットに入れても良いですが、ビニール袋等で密封してしまうと、虫が湧いたり、変質する事があります。
長期間保管する場合は、時々出して、風を通した方が良いです。


ちょっぴり気になるホームクリーニング(家庭用中性洗剤を利用した場合)
◇2009年 7月15日 ニュー・キリム
◆2008年10月6〜8日 アンティーク・マラティア・フラグメント
◇2008年 1月17・18日 ヤストゥク
◆2007年 5月22日 ショルダーバッグ
◇2007年 5月17日 イラク・マーシュアラブの刺繍布
◆2007年 2月17・18日 アンティーク・マナストゥル・フラグメント
この他にもいろいろ洗っていますが、画像に残していないので、残念ながらご紹介できません。
(洗っている最中は手足が濡れているため、カメラに触れませんので。)

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