キリムの店*キリムアートアトリエ
【Kilim Art Atelier】 キリムと絨毯販売
こだわりのキリムで作ったバッグや
クッションカバーも取り扱っています。
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掲載日の一時的変更について 2020/1/20
1/23 絨毯ML「バルーチ・ランナー
冬らしく寒くなってきましたので、より実用的な絨毯の方を先にご紹介します。

これは、価格と実用性から選んだ絨毯です。
いくら綺麗で見栄えが良くても、実際に使えない絨毯ではそれも考え物。
その点、バルーチならパイルの目は細かく丈夫にできて耐久性があります。
色合い、デザイン共にトルクメン系のバルーチは、精巧さと共に、色むらの大らかさが同居している面白さもあります。
1/21 絨毯S2「シャワック
シャワックのヤストック絨毯。
かつてマラティアに行けば、希望するだけの数量が手に入った時期もありました。
ただもう今はこちらが探しに行かなければ手に入らず、品物にもよりますが、相場は以前の2倍程にも高くなりました。
以前、付き合いのあった別のカイセリのコレクターは、ネットショップで400~450ドルで売っているのだそうです。(嘘かもしれませんが、)
こうなると、高くて売れるだけの品質を備えたものだけしか買えません。
その点、これは品質と価格のバランスの取れたもの。
使用感が感じられず、年代の若いもののように見えますが、ノマディク系のシャワックの若いものでは品質が低く、ここまでまとまった姿をしていません。
何より、コレクターでもある彼の店には二足三文の安物は置いていません。
ヤストックであっても、アンテークか一歩手前のそれはもう目を見張るものばかりです。
1/15 絨毯ML「新マラティア
トルコはマラティア辺りでかつて制作されていた新しい絨毯の4枚目。
以前に掲載した時に記した通り、これらは店じまいした絨毯屋からのものです。
マラティアでは簡単な洗いの後でバルコニーにて日干して貰い、半年後に私が行って確認。
それから、カイセリまで送り、そこで洗いやストレッチ等の処理のためにアクサライに送って、カイセリに戻ってきたものをさらに半年後に私が確認してから日本に発送しています。
正直、これだけ手をかけてこの価格だと、商売としては成り立ちません。
他のキリムなどと一緒に発送・手入れしているので、一枚ずつの手間賃は低く設定できるのでやっと実現できる価格。
それでも昨年掲載したものが売れていない事もあり、全品値下げした上で。これも同じ価格帯に設定しました。
重さがあるため、輸入にも送料がかかり、関税や諸税含めると1万円位でしょうか。
閉店した絨毯屋の気持ちが痛いほど良く分かります。
この価格で売っていたのでは、絨毯を織る人への給料等はとても払えません。
これでは絨毯残業が廃れるはずです。
1/ 8 ヘイベ「カルス
マラティアで偶々買い付けたヘイベ。
私がマラティアに滞在している時、夕方の遅い時間ですが、1台の自動車が絨毯バザールのある建物前に乗り付けて、いきなりキリムや絨毯を路肩に投げ出し始めました。
そう、田舎で買い付けたキリム・絨毯を荷下ろししているのです。
暗めの色彩に、ピンクやオレンジと言った派手な色使いから一目でカルスから来たと分かりました。
何故かマラティアにはカルスからの入荷が前々から多く、そういうルートが確立しているのだと思います。
ともあれ、その埃の舞い上がる景色を眺めていると、1枚、ポロリとこの小さなヘイベが山からこぼれ落ちました。
この1枚だけが別格で輝いていたので、誰しも興味を持つと思いますが、そこに居合わす可能性は限りなくゼロ。
これは!と思い、放り投げている主人に価格を聞いて、ローカル価格なのでもっと行けると思い交渉しましたが、相手は一向に譲りません。
すると、オーナー自らシナンを持っていると言ったので、合わせて交渉する事にしました。
マラティアでシナンと言えば、大抵、ヤストックかヘイベですから、少し期待します。
話がそれますので、ここで打ち切りますが、ヘイベ自体は殆ど最初の価格から変わりませんでした。
ただ、初めからある程度綺麗に手入れされている感がありましたから、カルス方面の卸屋が所持していた物のように思います。
1/ 6 2020年お年玉プレゼント」ご当選者発表!
今年は2点用意しました。
運試しに、どうぞ。
たくさんのご応募をお待ちしています。→締め切りました。

タブリーズの絨毯は、 端切れと言える形で残ったのが、これだけ。
以前、クッションカバーに加工した時に端切れでも良いから欲しいというお声を頂きましたので、小物入れに加工する予定だったのをプレゼントにしました。
ヤストック絨毯の背面キリムは、元の絨毯が何だったか記憶が定かでありませんが、シャワックの絨毯の可能性が大きいです。
これも少し修理して背面を生かした大きなクッションカバーに加工するつもりでしたが、プレゼントに。
2020
1/ 1
コレクション1「アンティーク・ホタムシ
悩んだ挙句、随分前に買い取ったキリムです。
今はもうこの手のキリムは、コレクターか趣味でキリム屋をしている人達の手に収まっており、世代交代がある時等にふいに市場に出て来ます。
これは、古い馴染みの卸屋が知り合いの店か倉庫かを訪問した時、偶々目敏くこれを見つけ、私がこの手のキリムを買っている事から、声が掛かったものです。
こういう場合、大抵は、オーナーが手放しても良いと考える位の利益を加えて、その上に仲介する卸屋の利益も加味して、価格の提示があります。
従って、かなり高価になるのですが、これはオーナーが安く買い取っていたのか、原価そこそこで手放して良いと思ったのか、高くありませんでした。
でも、少し考えると返事してから、長く保留したままでは悪いので、他をあたってくれと一度断る返事をしました。
それから何ヶ月後にイスタンブルに行くとこれがあり、理由を聞くと、一度買いたいと言ってから返すのは悪いから、卸屋が買い取ったのだそう。
それで、生で現物をよく見せて貰うと、思っていたより色彩が濃厚で美しい。
どうやら私が見た画像は、普通に白い部分にフォーカスしてあったのでしょう。
これなら持っていても良いかと心が揺らぎ、価格を尋ねました。
最初の価格は買い取る前なので、中間マージンは薄利設定、その後買い取れば当然それに見合った利益が欲しい筈。
しかし、太っ腹の彼は前に言った価格で良い、今更変更できないと言ってくれたので、腹を決めて買い取りました。
キリムについては何も問題が無いので、悩ましかったのは財政面だけの事でした。
12/25 オールドM4「ミラス
ミラスのお祈り用だったと思われる小さなキリム。
先祖代々伝わってきたデザインは、次第に簡素化、デフォルメさけてこうなっていったと考えられ、そういう意味では、余計なものを省いた最もシンプルな形がこれであり、そのエッセンスが凝縮しているとも言えます。
あくまで推測ですが、かつてキリムが豊富にあり、選択肢の広かった時代は、今よりこれらミラスの人気は低かったのではないかと思います。
時代の流れで、伝統的な織物としてのキリムの人気の低下につれて、ファッション性を意識した物が好まれるようになり、偶々このタイプがヒットしたのかもしれません。
それも何年も前の話です。
その所為でミラスモデルという名前が残りましたが、機械織で制作されているものには、不思議とミラスの雰囲気は微塵も感じられません。
12/18 アンティーク・クッションカバー追加
以前紹介してご好評頂いた絨毯です。
 「タブリーズ絨毯」3枚
 「エルサリ絨毯」3枚
タブリーズは小さな問題が見つかり、再び、イスタンブルに持参して直して持ち帰ったので時間がかかりました。
普通の部族絨毯と違い、ペルシャ絨毯の修理は特別な技術と物凄い力が必要になります。
絨毯は、制作する事より修理の方が何倍も困難と言われ、普通、これ程大規模な修理は施しません。
裕福なオーナーだったのか、思い入れが強く、高価な修理をされた様です。
表面から見るとオリジナルと比べ淡い色彩に見えますが、これは絨毯のパイルが光を含ことも影響しており、加工する前に裏から見ると、ほぼ完璧な色合わせでした。
修理と分かっていても自慢したくなるので、わざわざお金を払い、儲けがないと分かっていながら制作しました。
トルクメンも同じです。
届いてから、パイルの薄くなっている部分が見つかったので、再びイスタンブルに持参して、知り合いの修理屋に頼み、私の見ている前で色合わせして、修理しました。
なお、これらは制作から時間が経過した為、絨毯面を水に浸して脱水、日干しをしましたから、汚れの心配は皆無です。
12/11 オールドM4「アイドゥン
西アナトリア、アイドゥン辺りのエッセンスが感じられるお祈り用キリム。
これは、カイセリのキリム大好きコレクターから買い付けたもの。
彼は私とは違うアイデアを持っていて、確かシワス方面と思っていた節がありますが、その後、私の説明に納得していました。
彼のキリムの特徴として、私と同じ位かそれ以上に拘りが強い方なので、気に入ったものしか買い付けないため、何か一癖あります。
イスタンブル等と比べれば安価ですが、田舎で直に買付している私には余り魅力がないのと、キリムそのものが減ってきたので、仕事での付き合いは無くなりましたが、彼の言う、下手なアンティークよりも感動するオールドもあるというセリフには妙に共感する所があって、正にこれが当てはまります。
少し高い価格で買っていますが、昨今のキリム離れを反映して控えめな価格設定にしています。
この手のこのデザインは、もう見つからないのでは無いかと思います。
そういう品物ばかり買い集めている人ですから。
12/ 4 オールドM4「エシュメ
エシュメタイプのお祈り用キリム。
未だ正確な産地は不明ですが、アナトリア各地の人の意見を聞いて、この黄色を含んだ色とりどりなタイプはサリフリ辺りだと考えるようになりました。
一方で、コレクターでもある方からは、デニズリ方面の色合いだという意見があったり、ミフラブの格好はセレンディ地方でもしばしば見られるものだとの意見があります。
また、実用面では取り立てて役に立つ訳では無い網状のフリンジを上端に設けてあり、素材はコットンですが、この作風はチネでよく見られるものです。
これら様々な条件の中から、作風や色合い等から最適と思われる所を挙げるようにしています。
あくまでこれは副次的な要素ですが、何故か、この手のタイプはキリムに味わいがあり、色合いも面白いので私は好きです。
ただ、一般的なエシュメタイプと比べ数量は少ないので、今後とも掲載する機会は余り無いと思います。
11/28 オールドM4「アンタルヤ
アンタルヤのお祈り用キリム。
実際には殆ど使われる機会のなかったもの、若しくは壁掛け等。
遊牧民系のアンタルヤは、同じデザインをしていても品質もまちまちで、色合い等も異なります。
現実に、アンタルヤのキリムを見ても、欲しいと思う機会がありませんでしたが、これは是非にも欲しいと思いました。
使用感の無さに加え、品質も高く、色合いのバランスに優れています。
同じ小さなサイズでもかなり手間暇かけて制作したものであり、それだけ思い入れが強い分、使わないでしまっておいたのかもしれません。
もしかすると何年か先に同じ様なものが出てくる可能性が無い訳ではありませんが、今の所これが未掲載唯一のアンタルヤで、一番良いものです。
11/26 アンティーク.クッションカバー」5枚
少しずつのアンティーク・クッションカバー。
最初のシルワンとマラティアは、いつもの店からのものです。
画像ではありきたりのシルワンに見えるかもしれませんが、こなれた天然色が出ており、軽く100年を超える年数があります。
必ずと言って良いくらいブラウンが使われているシルワン、80年程度でも酸化する事があるのに、これは酸化が見られない、壁飾りのような半分サイズのキリムでした。
マラティアは過去に何度か掲載した事があるものと同じです。
色合いとデザインから見て、マラティア南部、ウルファ、デイャルバクル方面の可能性があります。
衣装袋のパネルからのクッションカバーは、寂れた知り合いの店にありました。
品物の方が立派過ぎて、店とは馴染まない様な見事なキリムでした。
彼の話では、目の肥えた人が来ると、高価な価格で売れる事があるそうですが、とてもリッチな観光客が寄る店ではありません。
取り上げて裏地を張り替え、ここにご紹介の運びとなりました。
11/21 ヘイベ「アンティーク・ユンジュ
ユンジュの美しいヘイベ。
それほど複雑なデザインでもなく、色合いも数少ない方です。
ただその一つ一つが深く、良い味わいに染め上がっています。
流石、ユンジュと言ったところ。
何がそう人の心を引きつけるのか不明な部分もありますが、古いユンジュは見た途端、心を惹きつける何かがあります。
実はこれ、イスタンブルのキリム屋界隈で偶々手に入れたもの。
彼らは、売れ残った自分の店の在庫を交換し合う慣習があり、これを手に入れた店も、アンティークものの顧客が無く、転売または交換を考えていたらしく、安く買い取れました。
そのまま持ち帰り、自分で洗いましたので、余計なマージンが掛かっていません。
11/19 ヘイベ「ベルガマ
ベルガマ地方の絨毯ヘイベ。
絨毯の産地としても知られているベルガマは、昔から評価が高く、業者間ではその名を聞くと良い物と言う響きがあります。
反面、それを良い事に安物のウスパルタ等をその名で呼ぶ業者もあります。
この点、これは売っている業者より詳しいので騙される事はありません。
その上、膨大なストックの中から選び抜いた一枚、ヘイベに付き物の汚れやシミの無い完品。
原価はかなり高かったのですが、シャワックの後なので、少しマージンを低く設定しています。
11/14 ヘイベ「アンティーク・シャワック
大判のシャワック・ヘイベ。
何故これを最後に持ってきたのか分かりませんが、私の中では逸品でした。
色合いとか古さにこだわるなら最初のもの。
でも、この精巧なガジャリ織りはそう見つかりません。
ヘイベに使うのならそこまで頑張らなくても良いのにとすら思います。
見た目で選ぶ時、沢山のヘイベがある中、何も分からないままであっても1番にこれを引っ張り出した程。
何に使うかと考えた時に、重いものなので置いておく形になると思いますが、この大きさなら寝袋にもなりそうです。
なお、まとめ買いであり買取価格は同じですが、この手のものは中々手に入り難いので、ほんの気持ちだけ高めに設定させて貰いました。
11/12 ヘイベ「シャワック
シャワックの大型ヘイベ。
何も濃紺と茜の赤色という組み合わせで織られ、その比率は微妙に異なりますが、これは明らかに赤色中心でした。
何故か赤系は数が少ないのと、やや小振りに出来ています。
そして、私が見た中では、赤系統はやや年代が若くなります。
自然と紺色ばかり選んでいたところ、赤色は数が少ないから、これも買っておいた方が良いよと、セールスがあり、素直に聞き入れました。
次回の訪問で在庫をまとめて安く買い取り、天然色のランナーとして販売する腹積もりでしたが、残念です。
また、本当かどうか分かりませんが、シャワックは男性もキリムや絨毯を制作すると聞いた覚えがあります。
もしかすると、この赤いタイプは小柄な女性がガジャリを織ったので、必然的にこのやや小振りなサイズになったのかもしれません。
あくまで仮説です。
11/ 7 ヘイベ「アンティーク・シャワック
シャワックの大型ヘイベ。
オーナーはかつてマラティアのボスのもとで働いていたそうですが、独立して自分の店を持っていました。
もっとも、中心部から離れており、店という倉庫であり、卸人しか来ません。
勿論、仲良し限定の予約制です。
本当は沢山買い付けたかったのですが、日本で売れるかどうか自信がないので、選りに選って最高の3枚にしました。
ですから、価格も控えめです。
最近聞いた話だと、そのオーナーが重い病気を患っており、多分、彼の店はもう無くなっていると思います。
当初は良いものだけをヘイベとして販売して、質の落ちるものは買い叩き、ランナーや半分サイズにして販売するつもりだったのですが、夢と終わったようです。
11/ 5 ヘイベ「シャワック
随分前にマラティアで買い付けたヘイベです。
掲載しようと思っても、たった一枚のヘイベではどうかなぁと思っていたところ、運良く大判ヘイベが他に3枚手に入りましたので、この後、続けて掲載します。
ただ、その大きいものは、まるでキャメル・バックのような大きさと重さがあります。
その点、気軽に椅子等に掛けて楽しめるのはこれ。
薄くて軽いものなので、壁飾りも簡単です。
なお、背面の破損部が目立つとお考えの方は、補修糸を取り除いても良いかも知れません。
どんな状態か保証は出来かねますが、ガジャリは破損が進み難いので、ヘイベとして使わない限り、問題はないと思います。
10/31 40cm角クッションカバー「カイセリ6・サルズ
45㎝に掲載してあるものと同じカイセリのクッションカバー。
一様にサルズと言われ、正にサルズの中のサルズといった風ですが、アフシャル系の強いプナルバシュ辺りのものだと思います。
愛嬌を取り込む余地が少なく、計算高い、正に職人技という感じのキリムです。
元々がチフカナットの大判なのを、一部に穴が開いたので加工用にしました。
穴の部分を避けたので、45㎝が確保できず40㎝になりました。
いずれにせよ、超がつくくらい華美で華やかなデザイン・色合いのキリムでした。
面積比の価格は同じですが、小さくなる分、少しお手頃です。
柔らかいカイセリキリムにあって、織り目の詰まったサルズは微妙に張りも感じられる質感していますが、これは糸もとても上質なものを使い、目が細かいのに柔らかいキリムです。
10/29 40cm角クッションカバー「カイセリ5・サルズ
引き続き、追加のクッションカバー。
サルズ地方の中でも特にサルズらしい精巧さが売りのキリムです。
前回分はより濃い赤色もありましたが、今回分はやや淡い赤色の部分のみ。
(前回分で1枚のみ、赤身の濃い部分が残っています。)
赤は天然ですが、色むらが発生するのを防止する為、染色後に余計な染料を落とす等して、均一化しようとしたのだと思います。
やや暗めの赤色です。
前回分よりほんの僅かですが、価格を控えめにしています。
10/24 40cm角クッションカバー「カイセリ1・サルズ
過去に掲載したものと同じカイセリのクッションカバーです。
これは、カイセリの中でもサルズ地方のキリム、華やかな色彩とデザインが特長です。
元々、サルズはイランから移住してきたアフシャル族の末裔が担い手であり、カイセリ地方の華やかさの中にも一定の精巧さが見られるのが特徴。
しかし、これの場合、遊牧民の大らかさが優った作風をしており、思い思いの表情を見せている所が魅力です。
赤色は茜由来の色彩の為、濃淡の違いが出ています。
買い付けた当時の記憶が曖昧なのですが、見つかった時、既に横方向に切れていたような気がします。
個々のボーダーを見た所、作風が違うので、姉妹によるものと思われ、微妙に小振りな模様を使ったタイプと、少し大らかで愛嬌に富んだタイプに分かれます。
フィールドとボーダーの境目を見ると、直ぐに分かります。
10/17 フラグメント「アンティーク・.ベルネ
とても古いベルネ。
今ではもう見つからないと思います。
ベシックの片割れ位は見つかると思いますが、オリジナルサイズの祈祷用は無理です。
その大半はコレクターが所蔵しており、何年かに一度、受け継いだ家族が売りに出すので、一時的に市場に出る事があっても、直ぐに次のコレクターに引き継がれます。
正直、私も詳しくはありませんが、欧米のコレクターはアゼルバイジャンの古物に法外な価格をつけます。
それでも売れるから、不思議なもの。

これらフラグメントは、特に隠していた訳ではなく、いつか売る機会があるでしょう程度に考えていて、今まで手元に残ったままでした。
この機会を逃すと、更に先になりそうなので、売れるかどうかは分かりませんが、紹介する事にしました。
当時の私の期待価格よりは、フェアーな価格帯にしてあります。
10/15 フラグメント「アンティーク・.シャサワン
ずっと以前、イランの他の業者から買い付けていた際に見つけたものです。
多分、売っていた人も何なのか分かっていなかったと思いますし、当時、私も良く知りませんでした。
ただ、色合いの綺麗なキリムだったので、もう一枚、同じ大き目シャサワンのフラグメントと同時に手に入れました。
おそらく同じ家族の手によるものです。
そちらは欲しい方があり、もう手元にありませんが、それとの比較でこの年代が分かりました。
小さなサイズの中にこの時代の天然色のほとんど全てが注ぎ込まれており、圧巻の迫力。
色々なタイプのキリムがフラグメントとして残っていますが、レイハンルの切れ端は見つかる事はあっても、シャサワンのお祈り用、これ程の年代のものはもう手には入らないと思います。
10/10 フラグメント「アンティーク・.レイハンル
レイハンルのカットキリム。
かつては毎週の様に見つかったものですが、残念な事に今はもう中々見つからなくなりました。
私のサイトをご覧の方なら一目見てレイハンルと分かると思いますが、案外、売主が知らないものなのです。
確かにコンヤもマラティアも同じ模様がありますから、いちいち覚えていられないと言えばそれまで。
でも彼らは、化学染料と天然染料との違いも、良くは分かっていません。
まぁ、売り方さんにしてみれば、買った金額にマージン乗せて売るだけの仕事ですから、向こうがそれで良いならこちらに不服はありません。
サクッと眺めて、価格交渉して納得いく価格になれば、買い取るだけです。
トルコでも、よく「いくらなら買うか?」と聞かれます。
そんな時は「1ドル」と答え、もっと上げろと言われたら、倍の2ドルにします。
相手の最低価格を引き出すための交渉術です。
おそらく大抵の国で同じ方法が使えます。
10/ 8 フラグメント「アンティーク・.レイハンル
おそらく一番よく知られているタイプのレイハンル。
私のサイトにもオールドのものを掲載してあるように、このタイプはしばしばとても長いサイズで織られます。
これが元々どの程度の長さであったのかは分かりませんが、パターンから推察すると、アプリコット色の羊を中心にして上下に同じ色彩が広がっているので、上端に欠けているとしたら、羊の角が2つ半程度として、推計3.8m程度、割と普通のサイズだったようです。
ユニークなのは、離れてみるとカッチリしたデザイン構成をしているように見えて、近くで見た時は割と大らか、ボーダーに至ってはかなり遊び心が効いている所。
フルサイズのものは割高な事もあり、この程度、カットされているお陰で気軽に楽しめます。
実際、この価格だと、実店舗で売られているノーマルグレードのエシュメと同じ位です。
10/ 3 アンティーク・イラン・ジャジム・クッションカバー
イランの古いジャジムをクッションカバーに仕立てました。
元々、カットされたものです。
イスタンブルのキリム屋街の目抜き通りのかなり良い場所にあるキリム屋の2階、スタッフの休憩所兼倉庫代わりの在庫の中にありました。
その店のオーナーは人徳があり、いつも友達で賑わっていますが、何故か客の入りが悪く、売れ行きは今一つ。
その店の売り上げに貢献しようと、古い馴染みの卸屋が私をここに連れ行き、あれこれと探して2点買い付けた内の1枚です。
加工賃は卸屋が持ってくれるというサービスがあるので、買い取りました。
全ての色彩が古い天然色ばかりなのは勿論、全てが最高の色彩な上に、縫合の糸までもが美しく、110年かそれ以上の年数が見て取れます。
また、イランのジャジムには模様が入ったタイプと無いタイプがあり、模様がないこれは、より薄く出来る利点を生かして、とても薄手に仕上がっています。
ジャジムという事で、張りのある強めの糸を想像されるかもしれませんが、この手のジャジムには細くて柔らかい糸が使われており、とても良い肌触りです。
また、クッションカバーの裏面には、いつも厚手のコットン生地を使っていましたが、今回はやや薄手のタイプ。
偶々工房に在庫が無くてそうなった次第ですが、薄手のキリムといい、これはこれでよく合っています。
10/ 1 フラグメント「アンティーク・.イラン・ジャジム
イラン北東部、シャサワン風のジャジム。
原始的な技法で織られる一般的なジャジムは、結構ワイルドな風合いをしており、持ち上げるとそれなりにズッシリするものですが、これは何の用途だったのか、とても軽く出来ています。
トルコ語系アゼリー人ならば、アナトリアと同じく、移動の際にテントで使う生活道具、男女の生活の場を分ける仕切りなのかもしれません。

以前、同じくらい薄手で全く模様のないジャジムを見かけた事がありました。
これとは違い、割とよくあるタイプでしたが、異常に薄かったです。
でもオリジナルのサイズではなく、傷みのある部分を切り落とす等してごまかしたもの。
試しに価格を聞くと、1,000ドルだと言ってきました。
輸入原価12万円なので、販売価格20万円相当と思って下さい。
かなりふっかけてきているので、買うつもりはありませんが、どんな基準でそんな無謀な価格になるのか興味があって尋ねると、同じジャジムであっても他に無い品質等何か違うものであれば、値段が跳ね上がるとの事。
確かに珍しいものですが、私達日本人の感覚では、同じジャジムなのに価格が2.5倍に跳ね上がるのは納得出来ません。
そういう過去の経験があってこれを買い付けた時、やはりかなりふっかけてきていたと悟りました。

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