キリムの店*キリムアートアトリエ
【Kilim Art Atelier】 キリムと絨毯販売
こだわりのキリムで作ったバッグや
クッションカバーも取り扱っています。
キリムの店*キリムアートアトリエ
HOME お取り引き
について
| 配送方法
と送料
| お支払い
について
| Q&A オーダー
フォーム
お知らせ サイト
マップ
※商品以外でご不明な点がありましたら、まずはこちらをご覧下さい。
このページは一部トルコ文字で記しているため、文字コードはUTF-8です。


新着のご案内

佐川急便を利用されるお客様へ】2020/5/27

5/27
オールドL5「フェティエ
遊牧民系キリムの典型のようなフェティエ。
キリムの色柄は織り手の好みを反映しますが、実際に染色の工程を担当するのは家族でも主に男性の仕事です。
偶々、茜が豊富に手に入る地理的環境にあったか、この家族のものはいつも赤が多いのか、定かではありませんが、赤色に関しては自信があったのでしょう
普通は二番染めするので薄い部分が現れますが、ふんだんに使えたのか、これには濃い赤色ばかり。
それも、無染色の部分より染色した所の多いフェティエというのも珍しい。 
3種類程もある緑色は美しく、豊富な天然染料の素材を持ち合わせていた当時が偲ばれます。
5/20 オールドL5「フェティエ
これを見た時、いろいろなフェティエがあるものだなと思いました。
一見すると、派手な色合いのものと比べてとても地味なので、これはパスだと思いました。
すると、卸屋に「私は構わないが、よく見てみろ。」と言われ、近くで見ると天然色なので暗めの色彩だと分かり、これは良いなと思いました。
しかもラクダ色の無地の部分が少し広い。
基本的に古いものほどこの幅は広くなる事に加え、縞模様が少しゆったりして見えるので人気があるのです。
後は値段次第、「幾らにしてくれるんだ?」と言うと「幾らなら買うのか?」と聞かれたので、他と同じ金額を提示しました。
多少のやりとりはありましたが、高い価格なら断るつもりだったので、そう高くならずに買えました。

そう、どうせまとめ買いしているので、彼のマージン設定には余裕がある筈と踏んで攻めの交渉です。
5/13 オールドL5「フェティエ
クラシックデザインのフェティエ。
色彩を施す太い縞が赤と青のみというのが、潔い。
他のフェティエを見ても、ついつい他の色も入れたくなるようで、オレンジや緑等が入ります。
これも赤と青を挟む細い線にはその調子が現れていますが、あくまで補助色のみ。
誘惑に負けないしっかりした性格だったのでしょうか?
でも、魅力がこれだけならば買いつけたかどうか分かりませんが、上と下に縞模様の欠けがないのが嬉しく、元のままに提供でき、僅かな黄色でもあればあったで見栄えが宜しい。
かつての様に、1度に50枚100枚程も見つかる時代なら、そう珍しく無かったかもしれません。
品数が少なくなり、卸屋でも選別して年に10枚前後しか買い付けておらず、その中で一番良いものだけを厳然しているので、以前よりは一枚当たりのコストが高くなりますが、昨今の不況の為、殆ど価格は変えてありません。
5/ 7 オールドL5「フェティエ
何年間かかけて買い付けたフェティエがある程度貯まりましたので、それらを一斉にご紹介しようと思います。
これから少しずつ気温が上がって行っても、さらりとした肌触りのウールなので、蒸し暑くなる直前まで使って頂けると思います。

最初にご紹介するこれ、他に無いくらい彩り豊かな上に、ジジムに擦れがなく、使用されていたと思える形跡もありません。
その上に天然の青い縞まであり、年代も十分。
織り手の気概が感じられる様な作品なので、買い取る事にしました。

ただ、フェティエは既に豊富な在庫があり、基本、これ以上は必要ありません。
しかし、良いものが見つかるとつい欲しくなってしまいます。
買い取りたくないけれど、価格次第では買っても良いかなという心構えで選んでいますから、どれもかなりのハイレベル。
当時、フェティエではトルコで随一のコネを持つ卸屋から、私が選んでいるのです。

尚、掲載済みの縞模様のフェティエはこの機会に値下げしましたので、併せてご覧下さい。
4/30 書籍「HAKKARI KILIMLERI」追加
追加で入手したものの、ご紹介が遅くなってしまいました。
価格は据え置き、カバー破損等の難ありは500円引きで。
独自に作った解説付きです。
ステイホーム用にもどうぞ。
4/28 ジジム5「カラプナル
バイブルトと呼ばれるデザインの赤いジジム。
そのデザインの由来といい、オブルクに起源があると思われるものの、オブルクは白いジジム、カラプナルは赤いジジムが多いという適当な理由から、余り区別せずに呼ばれます。
そんな中、この手の星模様だけバイブルトと呼ばれ、誰に効いてもその呼び名は知っていても意味合いは分からないそう。
そうあの高いキリムのバイブルトと同じ呼称なので、これに何かしらヒントがありそうです。
何にしても、品質に優れ、色合いも古い時代のものを写したかのような色調。
これも何年か前に買い付けていたのでご紹介できますが、それ以降全く目にしていません。
もしもこれより良いものが見つかれば今後も買い取るかもしれませんが、その多くはボッテリした厚手のタイプであり、ここまでベースが薄手でジジムが浮き上がるようなものはそう見つかりません。
4/23 ジジム5「ケチムスル
ケチムスルの白ジジム2枚目。
ジジムも2枚ペアで織られる事もあるので、最初、これもそうだと思いました。
しかしよく見ると何かが違っています。
触ってみると、微妙にこちらの方が薄いかもと言う位の差。
色彩面、几帳面なデザイン性では、前者(ci125)に分があります。
正直、何も分からず二枚を見ただけでは、前の方が欲しいなと思うくらい。
でもこちらの方が古そう、どうして?と探っているとシムが見えたので、全て納得しました。
極僅かの期間、アンタルヤで太陽に当ててもらいましたが、色彩は殆ど変わっていません。
好意的に見るなら、青紫も茜からアルミ触媒すれば作れます。
価格的には2枚同時に買い付けたので、割引が効いています。
それでも最初のものが売れてないため、少し値下げし、き、こちらも購入当初考えていたよりも控えめに
設定にしました。
4/21 オールドL1「カーズマン
カーズマンスタイルの長いキリム。
基本、この手のメダリオン模様はカーズマン地方由来です。
ただ、この超高品質タイプは何故かエルズルムと呼ばれます。
エルズルムのキリムコレクションにも同タイプが堂々と紹介されるくらい。

古くからご覧下さっている方はご存知と思いますが、以前、この手のキリムが2枚出てきた事があります。
卸屋がエルズルム出身のお婆さんから、自分の母親が織ったキリムだと伝え聞いたものでした。
これと同じとても高品質なタイプで、品質は同等かこちらが微妙に上かもしれないと思うくらい。
こちらの方が若干年代が若いものの、装飾性がより豊かになります。
このタイプ、アルメニア系のものは物凄く織りが細かく、細い糸で丹念に織り上げられていて、耐久性の面にも優れ、実用には最適ですが、この長さなので、使用できる環境はないかもしれません。
それでも、引げたときの壮観さ、見事さは言葉にならないほど。
エルズルムに近く文化交流の多かったマラティアに行っても、この手のカーズマンは一度も見た事がありません。
他の典型的なタイプはありました。
4/16 オールドL1「エシュメ
エシュメの大判。
リアル・エシュメとか、人によって言い方は違いますが、これは良いエシュメだと口を揃えて言います。
私達としては、馴染みのない遊牧民の生活等、編み込みの房のあるハッキャリに興味がそそられる所があります。
しかし、地元の業者間では遊牧民のエッセンスを感じられない精巧無比なタイプが尊ばれ、折角の長い編み込みの房も何の躊躇もなく切り落とします。
そう、このエシュメはドンピシャなんです。
部族性なりを示すボーダーは西洋の業者からも敬遠されがち、しばしばボーダーを切り落とした上で端をかがるよう、発注する人も少なくありません。
アフヨン、ムットといったタイプがよく切り落とされて、店先に丸められています。
そういった点で、売り手・買い手の好みが合致する事から、このエシュメは高価なオールドキリムの1つとなっています。
買い取るか少し悩みましたが、キリムが無傷だった事と、余りに見栄えが良かったので、自慢ついでに買ってしまいました。
この後、同タイプを見た時に参考まで価格を尋ねると、グレードは落ちても価格は変わらないか少し高い位だったので、特にこれが割高という事はありません。
4/14 オールドL1「アンティーク・キュタヒヤ
キュタヒヤの大判キリム。
その歴史について、詳しい事は何も知りません。
ですが、かつて何度も通った車窓の風景からは、放牧が容易だったと見て取れ、キリムが見つからない事が不思議でした。
ある日、イスタンブルからお祈り用キリムの画像送られてきて、その図柄が何処の物か分かるかと質問されたので、シブリヒサルか?と答えると、惜しい、キュタヒヤでした。
その時の色むらがとても特徴があり、ずっと頭の中にありました。
それから数年後に、このキュタヒヤを見つけました。
もしかすると、かつて他にも図柄が気に入らない等の理由で見過ごしていたのかもしれません。
ただ、ずっと同じ卸屋から買い付けていますから、過去に遭った可能性はあるものの、限りなく少ない数だと思います。
この色柄見たならきっと思いつく所があるはずなので。

また、このメインのデザインそのものはアナトリア各地で用いられているものと同じで、それをキュタヒヤ独自の形で発展させたのがこれ。
私の知っているお祈り用はこれとは全く異なるデザインをしており、きっと違うタイプもあるのだと思いますが、大判としてはこの形が広く用いられたのでしょう。
4/ 9 端切れ「アダナ
アダナのフラグメント。
これが100年位あるようなアンティークなら価格が付いたかもしれませんが、これでは買う人がいません。
買い取ったとしても、転売するのが困難だからです。
当時、卸屋は人通りの少ないキリム屋が集合しているビルの地階に居て、ここに辿り着くのは本当に最後、いくつもの店を訪問した事と思います。
僅か5リラ位と思うでしょうが、イスタンブルには周囲の街々から施しを受けて生きようとする人が多く流れてきています。
簡単にお金を渡すと、また戻ってくると考えられ、追い払うのが現実。
ただ、この卸屋は普段から路上生活者に施しをするタイプなので、話を聞いて、情に押されたのでしょう。
三者一両損と考え、この価格にしました。
4/ 7 絨毯クッションカバー」4枚
絨毯関連の最後に、偶々、手に入れたクッションカバー。
かつて私が依頼したクッションカバーの加工を一手に引き受けていた方が、自身で製作販売していたものです。
彼自身、外部からの加工依頼を受けなくなりました。
理由は簡単、最高の仕上げを誇る彼の加工技術にも関わらず、彼自身は一枚数ドルの加工賃しか手に入りません。
そこで、彼は自分でキリムや絨毯を仕入れて売る事に特化しました。
すると、周りの絨毯屋達は一斉に態度を硬化させます。
その一人から聞くと、彼はマラティアの田舎から出て来て、若い頃はお金がなくて修理の下請けをして貧しい暮らしをしていた。
それが金儲かった途端、今度は仕事を受けないと言い始めたと。
ただ、私にはそんな事どうでも良く、良いものが安ければ買うだけ。
私は彼をかなり古くから利用しているのと、上記の理由で儲からないらしく、アトリエが全く動いていなかったため、良い価格で買えました。
トルクメンやヘレケ等、自ら買い取って加工・販売していたら、少なくともこの1.5倍にしないと儲かりません。
なお、全てをこちらでとても軽く水洗いしましたので、どれも綺麗です。
4/ 2 絨毯S1「アンティーク・クルシェヒル・フラグメント
クルシェヒルの絨毯フラグメント。
この業界、特に古いものでは1枚は1枚なので、ヤストックでもセッヂャーデでも価格はそれ程変わりません。
普通は大きい方が得した気分になりますが、絨毯の場合、状態にもよりますが、この手のデザインでは小さな物の方が飾りとして使うに手頃なため、有り難い。
使われている色合いはどれも美しく、白と僅かな黒すら邪魔する事がありません。
ダメージはありますが、古い作品特有のパワーのある構図、一つ一つのデザインが魅力的。
なお、四隅のどこか裏側に当て布の様な痕跡があった為、ヤストックではなかったのかもしれません。
若しくは、ヤストックだったものをこうしてお祈り用に転用したとか、色々、想像は膨らみます。
3/31 絨毯S1「アンティーク・クルシェヒル
クルシェヒルの絨毯ヤストック。
今年の掲載は辞めようかと思っていましたが、急遽、間に合わせました。
最初、このオーナーの店に入った時、目に付いたものが2枚ありました。
一つはレイハンルのジジム、もう一つがこちら。
ジジムは少し大きいのでどうかと思いますが、こちらは小さなサイズ、色合いのバランス、品質の高さといい、日本人の好みにピッタリです。
ただ、普通のヤストックの価格帯にはなく、お祈り用絨毯の少し安い位の価格を言ってきます。
イスタンブル等で買えば、間に業者を挟むためそれ位高くなりますが、私はローカルに来ていますから、現地人ディーラーと同じかそれ以下でないと買いません。
今までの経験から、無理して買う必要はないと悟りました。
ただ、カイセリの友人はこの方と古い付き合いがあり、何としても現金収入を取らせたいらしく、私は攻めないのに、勝手に価格交渉してくれ、それでも要らないと断った上での価格で買いました。
原価ギリギリまで行っていると思います。
いくつかは原価割れまで攻めましたから。
希望価格としては8万円くらいを想定していましたが、現状の市況を考えてこの価格にしました。
3/26 絨毯S3「アンティーク・.マシュハド・カット」6枚
小さく切り分けた絨毯の残り全部。
状態の良い部分は全てカットするように頼んでおいた所、この様になりました。
まとめて頼んであるので小さいものも提供可能ですが、個別に頼んでいたら最も小さいものは加工賃などの原価でほぼ埋まるくらい。
本当はダメージのある部位も送ってもらいプレゼントにする予定でしたが、送付までの長い年月の内に忘れられて廃棄された様です。
勿論予想はできたので、予め言いつけておいてもそうなってしまうのです。
品物が無くならないだけマシ、という事なのでしょう。
3/24 絨毯S3「アンティーク・.マシュハド・カット」5枚
マシュハド絨毯をカットしたものの内、小さいサイズ。
大きな方から降順で掲載していきますが、数が多かった為、2回に分けてご紹介します。
サイズの大きいものほど、見た目の華やかさの点では優れています。
価格設定は、大きなサイズより少し控えめな面積比にしています。
大きいものはやや高め、大きくても無駄な部分があるもの等は控えめにする等、微調整しています。
実際、小さなサイズは割高になるかなと思っていましたが、むしろ反対でした。
3/19 絨毯S3「アンティーク・.マシュハド・カット
マシュハドの絨毯の大きめカットの最後。
大きい方から適当に番号取りましたので、特に意図はありませんが、こうして細長いサイズで眺めると、ボーダー部の可憐な表情がよく分かります。
絨毯である事を意識するボーダーが、簡略化されているせいかもしれません。
いずれにしても、中途半端に残る部位は切り落とされたのが惜しい所です。

来週から、小さめサイズのカットになります。
3/17 絨毯S3「アンティーク・.マシュハド・カット
マシュハドのカット、4枚目。
ボーダーを含まない事もあり、面積比で少しだけ割高な設定にしています。
説明にも記した通り、パイルの奥に泥のような汚れを見つけた時、イランでクリーニングの専門家が洗ってコンデション見ているはずなのに、何で?と思いました。
でもよく考えればソフトボール大の大きさ、元の巨大な絨毯からすると見落としても仕方のない所かと。
一応、絨毯を水に浸している様子を撮影して、テヘランの仲介者に送ると、せっかく洗ってあるのに何故洗うんだ?という反応。
気でも狂ったかと言わんばかり。
汚れの様子まで撮影していれば話は通じやすかったかもしれませんが、それも面倒。
外国との貿易はいつも何かしら問題が付き物であり、簡単に画像だけ撮影して売れると思ったら大間違い。
掲載不能なもの等もあり、心労がとても大きくなります。
3/12 絨毯S3「アンティーク・.マシュハド・カット
マシュハドのカット、3枚目。
偶々かもしれませんが、面積比を出してみると、どれも似通ったサイズになっていました。
確か、カットする前に全体画像に線を引いて確認したように思います。
この手のペルシア絨毯では、下手をすると修理代金の方が高くつきますので、破損部は徹底して避けています。
また、イラン絨毯好きの方なら私より詳しいと思いますが、当地では、絨毯を織る文化そのものは古くからありました。
しかし、アフガンの侵攻より壊滅的な被害を被りました。
ただ、絨毯産業に欠かせない素材が整っていた事から、産業復興策の一つとして現代に繋がるペルシャ絨毯の制作が始まりました。
その中から、マシュハドの絨毯の名を随一まで押し上げた、一つの有名工房が誕生し、それが世界最高峰との称号を得た事もあって、今も語り継がれる名産地として知られるようになりました。

そこで確立されたのが、この草加文様。
イラン各地で作り出される唐草模様を更に発展させ、独自のスタイルを築き上げ、名声を高める事に成功しました。
現代では、イスファハンやタブリーズなど最新のトレンドを取り入れて独自の発展を遂げたのと比べれば、知名度が低いのは誰しも知るところ。
でも、古いペルシャならマシュハドだと、イランの絨毯屋は言います。
3/10 絨毯S3「アンティーク・.マシュハド・カット
先にご紹介したマシュハドをカットしたものを、随時掲載して行きます。
(サイズが大きい→小さい順にca274までは1枚ずつ小判のca275~ca285は2回に分けて掲載します。)
イランから届いた画像は猛烈な太陽光の下で色味がより強く映し出されていたと思われ、実物に近いのは私が日本の冬場に撮影した画像です。
ただ、室内でご覧になるともっと大人しい色合いに感じます。

一つ武勇伝をご紹介すると、これを買い取って洗いに出すと、バザールの絨毯屋の方々が見に来られました。
イランでもそうは見つからないアンティーク、しかもフルスケールの超大判ですから、通りすがりも足を止め、それを見た人が寄ってきますから、人だかりが出来てあれこれ絨毯談議が始まります。
ただ困った事に、これをカットすると知ると、猛烈に反対されたそうです。
イラン絨毯の最高峰、マシュハドは例え破損していようがこのままで保存されるべきだという、その気持ちは痛い程わかりますが、誰が鑑賞用としてお金払ってくれるでしょう。
大き過ぎて開く場所も無いというのに・・・。
ただ、余りそういう話が広まると、禁輸なんて話にもなりかねませんから、人目に付かないようにして、極秘裏に加工して貰いました。
3/ 5 素敵な絨毯「アンティーク・.マシュハド
マシュハドの巨大な絨毯。
ネット上を検索しても、これほど美しいマシュハドが果たして見つかるでしょうか?
しかもバリバリのアンティーク。
私がざっくりネット検索したところでは100年越えは一枚もなく、60年程の退色したものが堂々とアンティークと宣伝されているくらい。
天然色物すらあるのか、疑問。
中には、「ペルシャ絨毯のアンティークはとても貴重だから、もし、アンティークと謳っているものがあればそれは嘘だ。」と書いている所のHPに掲載されているものがまがい物だったりと、笑えます。
試しにイスタンブルの絨毯屋に画像を転送したところ、120年オーバーと言う者から、壊れた絨毯を高く売りつけようとしている、表面を見せないのはその為だ、等々。
それは実物を見せてないだけなのに・・・
まぁ、私の経験値で間違いが無いと思ったので、買い取っていますから、後日の掲載をお楽しみに。
3/ 3 フラグメント「クルシェヒル絨毯
クルシェヒルのお祈り用絨毯。
名品として知られるムジュールと同じエリアで、絨毯の品質に優れています。
カイセリ市郊外で絨毯の買い付けを行なっている人達、彼らの言葉でセイヤーと言いますが、その方の倉庫に行って買い付けました。
普通、このような場所に外国人は辿り着けません。
相手は日本人見るのも初めての筈。
カイセリの絨毯屋の友人が、面白い仕入れ先があるから連れて行ってあげると言い、住宅街からも外れた辺鄙な場所、農機具でも置いてあるような倉庫に行くと、セイヤーが待っていました。
ただ生憎良さそうな物は売れた後で、最低限の品物をいくつか買い付ける事にして価格交渉しましたが、思うように値段が下がりません。
その価格なら、これを一枚付けてくれと言い、やっと交渉が成立。
安いと聞いていた割には、案外そうでもなかったので、そのまま持ち帰って洗い、自分で修理を行いました。
時間を相当費やして補修しましたので、この価格はほぼ修繕の費用、絨毯は廉価で換算してあります。
状態に難はありますが、クリーニングと修理込みでこの価格では例えトルコに行っても手に入りません。
2/27 絨毯ML「シワス・フィリクル
シワスのフィリクル。
以前にも少し触れましたが、羊の原毛を染色し、糸に紡ぐ事なくそのまま束にしてキリム地に結んでいます。
シンプルですが、羊毛の品質が良いとキリム、そして、房も美しく最高のフィリクルが出来ます。
キリム通の方ならご存知の様に、シワスはフィリクルに限らず普通のキリムにもしばしば房が結い付けられており、ペルデ等にも同様の房が見られます。
フィリクルを制作するのには最適の土地柄と言えます。
ただ、昨今、この手のフィリクルはもう殆ど市場に出てきません。
かつて髪の毛が生えた様な独特な風貌が人気を博し、ブランド化してしまった為です。
ただ、私がこれをイスタンブルのとある商業ビルの中で見つけて買い取った後、カイセリに飛ぶと、偶々これた似た物がありました。
しかし、何かが違って見えます。
それは太陽光に晒してあるので色彩のインパクトが弱く、このような艶々感もありませんし、房も痩せていました。
裏面にジジムは無く、気持ち厚手でしたから、若い物だと思います。
私達からすると何の魅力もない房止めに変えられており、何でこんな事になったのか手に取って探っていると、私が欲しがっているとでも思ったのか、オーナーは私の物より200ドルも高い額を提示してきたので、呆れて返す言葉もありません。

面白かったのは、私がこれを持ち帰ろうと馴染みのキリム屋で畳もうとしていた時の事。中々、上手い具合に小さくなりません。
仕方なく、店主に畳み方を聞こうとこれを広げると、その美しさに驚いて、どこで見つけたんだ?、幾らだったのか?等々の質問が浴びせられました。
多分そうだろうと思ったので、見えないように裏返していましたが、見た瞬間にこの業界の人なら殆どが欲しがる逸品です。
2/25 絨毯S3「バルーチ」2枚
バルーチの絨毯ヘイベをカットしたもの。
商売上手であれば、カットしてある事を黙っておけばそのまま通りそう。
私自身、本当に同じヘイベであったのか半信半疑になったので、過去の画像を探しまくり、買い付けた当時の画像をやっと探し出しました。
すると、最初から裏面のキリムが取り除かれ、四角い口の開いた長方形の絨毯でした。

そういえば、これにもショルダー部に相当する小さな絨毯が2枚取れたので、一緒に送るよう指示していましたが、イランというお国柄、いつの間にか紛失していました。
毎回、小さい物が紛失するのです。
仲介してくれる人は良い人なので、自分の責任でもないのに、弁償してくれたりしてくれましたが、トラブルに疲れるのでイランからの入荷は無くなると思います。
2/20 絨毯S3「カシュカイ
カシュカイらしいラクダを使った絨毯。
ラクダのキリムというのは良く見ましたが、絨毯はあまり記憶にありません。
いずれにしても、ラクダを使ったものに新しいものは無く、送られてきた画像を仔細に見ていると、黄色ぽいのが見えたので、もしやと思って買いました。
果たして、実物は予想通り古いものでしたが、想定外だったのはそのサイズ。
画像に撮影者の靴等が写りこんでいれば推察できましたが、これは想定より2回り程も小さい。
ただその分、凝縮された感はあり、これはこれで仕方ないと我慢。
使用感はありますが、端切れではなく、絨毯としてご案内できるように修理屋に頼みましたので、細部まで点検してあり、その際にかがりが補修されたのだと思います。
珍しい絨毯ですから、飾っても悪くありません。
本当は大きめサイズ、買った時の想定価格は4.8万円でしたが、已む無くこの価格です。
2/18 絨毯S2「カイセリ・ビュンヤン(ブンヤン)」2枚
カイセリ市郊外のビュンヤン地方が発祥と言われる、カイセリを代表する工房系の絨毯です。
説明にも記した通り、オーナーは数年間在庫として抱えたままで販売する機会に恵まれず、倉庫の中に埋れていました。
その彼は、流行りのヴィンテージ加工の絨毯の販売に切り替えて、商売が軌道に乗った為、大きなビルの1階を買い取って従業員を雇い、ビジネスを拡大しました。
その、これから頑張っていこうとした矢先、リラ安に見舞われました。
幸い、負債はリラ建でだったので、この機に繰り上げ返済しようと現金をかき集めていた時であり、破格値での提示があり、まとめて買い付けました。
その時の記憶では、どれも微妙に大きさが異なっており、意図して変えていたのか、偶々起こったのか、はっきりとは分かりませんでした。
唯一の問題は、価格です。
サイズ毎に価格は異なりますが、厳密な面積比ではなく、1枚当たりでの価格が優先される状況に変わりなく、小さなサイズほど割高になってしまいます。
かなり以前、販売したビュンヤン、その時は、彼がイスタンブルに販売したものを私が買い取った為、4.6万円程度の価格設定でした。
今回は、グレードも大きさもアップした最上級のビュンヤンが、この価格。
3mもの大きなサイズに比べればお得感はありませんが、このサイズ、この品質では勉強した価格になっている筈です。
2/13 絨毯ML「カシュカイ・ギャベ
久々にご紹介できる本物のオールドギャベです。
探せば幾らでもある事はあります。
以前にもたくさん探して貰い、天然色系のものを2枚程選びましたが、1枚はパイルが薄くなっていて、もう1枚は破損しています。
修理すれば新品よりも高くなってしまいますから、切り売りしか方法がありません。
しかし、模様の少ないギャベ、この程度のサイズをカットしても割高なだけで魅力が感じられません。
でも、その2枚を掘り出すのに、一体どれ程の絨毯屋を巡り、掘り返して貰った事でしょう。
凄い労力です。
こうしてギャベを探すのを止めました。
その時の事を覚えていてくれたのか、仲介人が目敏くこれを見つけてくれました。
店内在庫は売れ残りで、良いものが有る訳がなく、これは直ぐに手を打たないと、他の業者に横取りされる可能性が高いので、その日のうちに買い取る事を決めました。
勿論、価格も十分に納得できるものでした。
この手のギャベはこの数年間でこれ1枚だけですから、2度とは私の所で紹介しませんから、お気に召して頂けたならご検討下さい。
価格的にはトルコの何処にでもあるオールドキリム程度と決して高くはなく、それでいて、品質は中々のものです。
絨毯ML「ガセムアバド
ガセムアバドのペルシャ絨毯。
最初にこれの照会があった時には欲しいなと思いましたが、中々手に入らないらしくとても強気な価格でした。
さすがにこれでは買っても売れないので、要らないと断りました。
それから半年以上が経過して、再び買わないかとテヘランから照会がありました。
そう、あの強気な価格では流石に買う人はいなかったようで、今度は価格を下げてきたので、少し足元を見て交渉した上で買い取りました。
画像を見ただけでパイルの結び目は詰まっていそうですが、実物見ると、想定より少し結び目が細かったので、少し予想を上回る位。
インターネットでガセムアバドを検索すると、廃墟ツアーとしてその名にヒット、かつて人が暮らしていた山間の洞窟などの住居跡が見られます。
よくぞこんな場所で、こんな最高ランクの絨毯が作れたものです。
マシュハドという土地柄、昔から続いていた伝統工芸として技量が高かったのでしょう。
2/ 6 絨毯ML「トルクメン
特上のトルクメン。
解説で触れましたが、その店のオーナーは目利きというか、何処かセンスの良いところがあり、私の好みと共通する部分があります。
その為、欲しいものを伝えると、大体、的確に良いものが見つかります。
ただ、お金に危ういところがあり、私のお金使い込んだのがこれで2回目。
勿論、現金を渡していたのではなく、私のキリムを修理の為に預けていて、それを私の了解した金額でイタリアのディーラーに売却した時の代金です。
今度ばかりは、警察に行こうと言いました。
すると悪びれた様子もなく言い訳ばかりするので、それならば、店の在庫を私が売り捌いてくると伝えて、持てるだけ奪い取りました。
まぁ、後で仲直りしましたが、彼も自分のミスだから文句はないと和解。

結果的には、欲しかったトルクメンが安く手に入り、何も言う事なし。
トルクメンは60年前後のものでも緑色は中々出てこず、藍色は殆ど見られず、大抵は化学染料系の青紫色です。
しかも、パイルは殆ど磨り減っておらず、芯からこなれた様子といい、最高。
これは売れなくても、自慢するのに持っておいて良いなと思うくらい。
ただ、仕入れ値が下がっている分、もう1枚と比べて1万円低く設定しています。
買い煽りではありません。
安く仕入れている分は、価格に反映しているという事です。
2/ 4 絨毯S2「アンティーク・ガジアンテップ
アンテップ辺りのヤストック絨毯。
これは付き合いが古い方のカイセリのコレクターキリム屋からのものです。
私が在庫として持っていたシャワック等の品質の高い絨毯が売れてしまい、新たに手に入れようとマラティアに行きましたが、目ぼしいものはもう見つかりませんでした。
翌日、カイセリにバスで移動し、挨拶だけのつもりで立ち寄った店先に、偶々シャワック等の結構レベルの高いものばかりを持ち合わせいました。
聞くと、自身も田舎を回り、私のように選別して買ってきたとの事で、目の肥えた顧客に売るらしい。
そこから熾烈な価格交渉を経て5枚程度買い取ったうちの1枚、一番良いものがこれです。
その後、別の友人のキリム屋の店に運び、これをどう処理するか考えました。
背面のキリムが付いているのは有り難いものの、絨毯は強引に縫合されており、破損した裏面は見栄えも良くありません。
そこで、袋をめくってみると、綺麗な絨毯の裏が目に付きました。
やはりこれは裏面が見える絨毯の形で提供するのが一番と考え、裏面を取り除き、こうして絨毯になりました。
1/31 絨毯S2「アンティーク・カルス
カルスのヤストック絨毯。
よくやく掲載までこぎつけました。
ご存知のように、トルコ人の言う綺麗さと、私たちの言う綺麗さはかけ離れています。
10年前に洗った絨毯でも、洗って綺麗だと言いますし、その洗いも表面に水を掛けて流しただけ。
その上、何十枚もの絨毯・キリムをプールに投入して一緒に洗いますから、他のものから流れ出た汚水で浸されます。
その為、誤色防止の薬品を投入し、作業員はガスマスクで顔を覆い洗っています。
昨今、キリムの仕上がりよりもコストを重視するので、仕方のない事ですが、あの光景見たら全てが終わった気がします。
ただし、私の買い付けた物は一番の水で洗うよう指示して、追加料金を支払います。
しかし、他の店から買い付けた物はそうはいきません。
少し湿らせて匂いを嗅ぐと、案の定、トルコで広く使われている薬品の臭いがしました。
こうなったら、相手に文句言っても何も変わりません。
実力行使あるのみ。
お金払って洗いとストレッチしたのに、それらは全て無駄。
臭いが出なくなるまで、洗いと濯ぎを繰り返し、やっと満足する自然な状態に戻りました。
1/28 絨毯ML「アンティーク・トルクメニスタン
トルクメンのアンティーク絨毯。
そこまで説明する必要はないと思うのですが、アフガン等の周辺国で織られたトルクメンは本国のものより安価になります。
皆さんが安いトルクメンとして見かけるのは大抵がイランもの、このアフガン、おそらくはヘラート方面だと思いますが、元々トルクメンから移り住んだ人々のものであり、区別がつかないケースもあります。
事実、トルコにたくさん持ち込まれているのはアフガンからのもので、それらがそのままトルクメンとして日本でも受け売りされています。
本物を見ていると、何が違うのか何となく分かるようになります。
とは言え、国境の無いにも等しい時代の絨毯であり、これはこれとして立派なもの。
ただ、お祈り用としてはサイズが大きく、持ち運ぶには不便なサイズ。
もしかすると、放牧をやめて、定住しており、影掛け兼用だったのかもしれません。
そうでなければ、こんな柔らかい絨毯が、度重なる紛争をくぐり抜けて現存するというのはかなり珍しい事だと思います。
尚、これも私が売れてない絨毯屋の倉庫を探して見つけた掘り出し物であり、本国テッケのトルクメンならどれ程の価格になるか推察の通りです。
1/23 絨毯ML「バルーチ・ランナー
冬らしく寒くなってきましたので、より実用的な絨毯の方を先にご紹介します。

これは、価格と実用性から選んだ絨毯です。
いくら綺麗で見栄えが良くても、実際に使えない絨毯ではそれも考え物。
その点、バルーチならパイルの目は細かく丈夫にできて耐久性があります。
色合い、デザイン共にトルクメン系のバルーチは、精巧さと共に、色むらの大らかさが同居している面白さもあります。
1/21 絨毯S2「シャワック
シャワックのヤストック絨毯。
かつてマラティアに行けば、希望するだけの数量が手に入った時期もありました。
ただもう今はこちらが探しに行かなければ手に入らず、品物にもよりますが、相場は以前の2倍程にも高くなりました。
以前、付き合いのあった別のカイセリのコレクターは、ネットショップで400~450ドルで売っているのだそうです。(嘘かもしれませんが、)
こうなると、高くて売れるだけの品質を備えたものだけしか買えません。
その点、これは品質と価格のバランスの取れたもの。
使用感が感じられず、年代の若いもののように見えますが、ノマディク系のシャワックの若いものでは品質が低く、ここまでまとまった姿をしていません。
何より、コレクターでもある彼の店には二足三文の安物は置いていません。
ヤストックであっても、アンテークか一歩手前のそれはもう目を見張るものばかりです。
1/15 絨毯ML「新マラティア
トルコはマラティア辺りでかつて制作されていた新しい絨毯の4枚目。
以前に掲載した時に記した通り、これらは店じまいした絨毯屋からのものです。
マラティアでは簡単な洗いの後でバルコニーにて日干して貰い、半年後に私が行って確認。
それから、カイセリまで送り、そこで洗いやストレッチ等の処理のためにアクサライに送って、カイセリに戻ってきたものをさらに半年後に私が確認してから日本に発送しています。
正直、これだけ手をかけてこの価格だと、商売としては成り立ちません。
他のキリムなどと一緒に発送・手入れしているので、一枚ずつの手間賃は低く設定できるのでやっと実現できる価格。
それでも昨年掲載したものが売れていない事もあり、全品値下げした上で。これも同じ価格帯に設定しました。
重さがあるため、輸入にも送料がかかり、関税や諸税含めると1万円位でしょうか。
閉店した絨毯屋の気持ちが痛いほど良く分かります。
この価格で売っていたのでは、絨毯を織る人への給料等はとても払えません。
これでは絨毯残業が廃れるはずです。
1/ 8 ヘイベ「カルス
マラティアで偶々買い付けたヘイベ。
私がマラティアに滞在している時、夕方の遅い時間ですが、1台の自動車が絨毯バザールのある建物前に乗り付けて、いきなりキリムや絨毯を路肩に投げ出し始めました。
そう、田舎で買い付けたキリム・絨毯を荷下ろししているのです。
暗めの色彩に、ピンクやオレンジと言った派手な色使いから一目でカルスから来たと分かりました。
何故かマラティアにはカルスからの入荷が前々から多く、そういうルートが確立しているのだと思います。
ともあれ、その埃の舞い上がる景色を眺めていると、1枚、ポロリとこの小さなヘイベが山からこぼれ落ちました。
この1枚だけが別格で輝いていたので、誰しも興味を持つと思いますが、そこに居合わす可能性は限りなくゼロ。
これは!と思い、放り投げている主人に価格を聞いて、ローカル価格なのでもっと行けると思い交渉しましたが、相手は一向に譲りません。
すると、オーナー自らシナンを持っていると言ったので、合わせて交渉する事にしました。
マラティアでシナンと言えば、大抵、ヤストックかヘイベですから、少し期待します。
話がそれますので、ここで打ち切りますが、ヘイベ自体は殆ど最初の価格から変わりませんでした。
ただ、初めからある程度綺麗に手入れされている感がありましたから、カルス方面の卸屋が所持していた物のように思います。
2020
1/ 1
コレクション1「アンティーク・ホタムシ
悩んだ挙句、随分前に買い取ったキリムです。
今はもうこの手のキリムは、コレクターか趣味でキリム屋をしている人達の手に収まっており、世代交代がある時等にふいに市場に出て来ます。
これは、古い馴染みの卸屋が知り合いの店か倉庫かを訪問した時、偶々目敏くこれを見つけ、私がこの手のキリムを買っている事から、声が掛かったものです。
こういう場合、大抵は、オーナーが手放しても良いと考える位の利益を加えて、その上に仲介する卸屋の利益も加味して、価格の提示があります。
従って、かなり高価になるのですが、これはオーナーが安く買い取っていたのか、原価そこそこで手放して良いと思ったのか、高くありませんでした。
でも、少し考えると返事してから、長く保留したままでは悪いので、他をあたってくれと一度断る返事をしました。
それから何ヶ月後にイスタンブルに行くとこれがあり、理由を聞くと、一度買いたいと言ってから返すのは悪いから、卸屋が買い取ったのだそう。
それで、生で現物をよく見せて貰うと、思っていたより色彩が濃厚で美しい。
どうやら私が見た画像は、普通に白い部分にフォーカスしてあったのでしょう。
これなら持っていても良いかと心が揺らぎ、価格を尋ねました。
最初の価格は買い取る前なので、中間マージンは薄利設定、その後買い取れば当然それに見合った利益が欲しい筈。
しかし、太っ腹の彼は前に言った価格で良い、今更変更できないと言ってくれたので、腹を決めて買い取りました。
キリムについては何も問題が無いので、悩ましかったのは財政面だけの事でした。

上に戻る
当サイトの写真・文章・他、すべての情報の無断複製・転用をお断りします。
Copyright © Kilim Art Atelier. All Rights Reserved.

キリムの店*キリムアートアトリエ
【Kilim Art Atelier】 キリムと絨毯販売
こだわりのキリムで作ったバッグや
クッションカバーも取り扱っています。